デジタルカメラマガジン

4月号特集は「桜の絶景ガイド63カ所」&「2万円で買える“コスパ最強”MF単焦点レンズ14本」

デジタルカメラマガジン4月号は3月19日発売!

2つのアプローチが学べる桜の絶景ガイド

全国各地で桜の開花が始まる、心浮き立つシーズンがやってきた。昔から愛されてきた定番の構図で最高の条件を狙うことも、定番を外して新たなアプローチの桜表現を試みるなど楽しみ方は自由。5月号の桜特集を読んで、写真家たちの撮影技法をヒントに自分だけの桜風景を探しに行こう。

定番と外しの2パターンで撮り方を解説 ─弘前公園─館野二朗

【定番】花筏がきれいな、散ってすぐのタイミング

花が散ってからでないと撮れない花筏は、そのタイミングにそこにいられることが大前提だ。花筏は時間が経つと色が変わってしまったり、流れて行ってしまう。場所や年によっても様相が異なるので、ちょうど良いタイミングを狙うのが難しい。とにかく動き回ってベストな状況を探すことが重要だ。

【外し】スローシャッターで渦巻く花筏に落ちる、桜のシルエット

花筏の上に落ちている桜の木や枝の影を使って、満開の桜を花筏の上に咲かせるイメージを持って撮影している。このときは偶然にも水が渦を巻いている場所を見つけたので、そのポイントを軸としてスローシャッターで流すことにした。しかし、水流はかなりゆっくりだったので、NDフィルターを使って長時間露光している。これを1/100秒などの高速シャッターで写すと、水の流れを表現できない。

撮影場所のQRコードも掲載
各スポットに、定番写真(外し写真のみ掲載の場合はその写真)の撮影位置をGoogleマップで示したQRコードを掲載。読み取って撮影の参考にしてほしい。

写真家20人による63カ所の桜の名所を紹介

62ページに渡って、写真家20人が桜の撮影地63カ所の“定番”と“外し”の撮影方法を紹介。1カ所でも2度楽しめる構成になっている。今年の桜は誌面を参考にしながら定番を撮りつつ、自分なりの外しも探してみよう。

登場写真家(敬称略)

阿部淳一、安念余志子、岡田光司、金子美智子、柄木孝志、saizou、佐々木和一朗、清家道子、高橋良典、館野二朗、永嶋俊介、萩原史郎、萩原れいこ、平井葉月、本間昭文、三田村 武、三吉勇基、村上悠太、八木千賀子、山梨勝弘

クラシカルな金属鏡筒で、コスパも最強レベル!

開放F値が小さく大きなボケを得られることは単焦点レンズの醍醐味の1つだが、ここ最近、“コスパ最強”の単焦点レンズが続々と登場している。金属製のクラシカルなデザインでサイズもコンパクト。本特集では、数千円から2万円程度で買える14本を厳選した。気軽に楽しめるお気に入りの1本を探して、この春の撮影に備えよう!

14本の“コスパ最強”MF単焦点レンズをレビュー

・PERGEAR 12mm F2
・銘匠光学 TTArtisan 17mm f/1.4 C ASPH
・七工匠 7Artisans 18mm F6.3
・銘匠光学 TTArtisan 23mm f/1.4 C ブラック×シルバー
・PERGEAR 25mm f/1.8
・七工匠 7Artisans 25mm F1.8
・PERGEAR 35mm F1.2
・七工匠 7Artisan 35mm F1.2
・銘匠光学 TTArtisan 35mm f/1.4 C
・PERGEAR 35mm F1.6
・中一光学 CREATOR 35mm F2.0
・PERGEAR 50mm F1.8
・銘匠光学 TTArtisan 50mm f/1.2 C
・七工匠 7Artisan 55mm f/1.4 II