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マウスコンピューター、クリエイター向けPC「DAIV」に水冷モデル
GeForce RTX 2080を搭載
2019年1月22日 12:51
株式会社マウスコンピューターは、クリエイター向けパソコンブランド「DAIV(ダイブ)」の新モデルとして、ハイエンドデスクトップPC「DAIVDGX760H2-M2S5」の販売を開始した。希望小売価格は税別37万9,800円〜。
本製品は、最新の10コア20スレッドCPU「インテル Core i9-9900X プロセッサー」と静音性・冷却性に優れた「水冷CPU クーラー」を採用。特に「水冷CPU クーラー」の採用により、CPUの熱を直接筐体外へ排出し、高性能グラフィックス「GeForce RTX 2080」の搭載に成功した。
高性能CPUとグラフィックスを搭載することで、マルチコアによる並列計算を行う作業や、高精細/高品質なデジタルデータを用いたクリエイティブ作業に高いパフォーマンスを発揮するという。
例えば、8コア16スレッドのインテル Core i9-9900Kと同グラフィックスカードを搭載したモデルと比較して動画変換に要する時間を測定したところ、処理時間は24分41秒から19分44秒となり、作業時間が約5分(20%)時間短縮を実現した。
GeForce RTX 2080を搭載することで、高解像度/情報量を持つ4K動画や60fpsを超える120fps、240fpsなどの情報量の多いデータ処理において、エフェクト/プレビュー/動画形式変換の処理時間を短縮できるとしている。
ストレージには、連続データ読み出しにおいて1,900MB/毎秒を超えるデータ転送速度を誇るNVMe対応SSDを採用。M.2シールドを標準で搭載し、高負荷時の動作温度を最大5度低減でき、高いパフォーマンスを発揮できるようになっている。
また、メモリ周りは、ハイエンドプラットホームのみで採用されているクアッドチャネルデータ転送に対応。4つのチャネルと高速なデータ転送レートであるDDR4-2666(動作周波数:2666MHz)に対応し、CPUとメモリ間のデータ転送速度を最大1.6倍高速に転送することで、高解像度動画におけるプレビュー時のデータの読み込み速度の向上を実現している。
さらに、最大40Gbpsの高速データ転送や対応機器のデイジーチェーン接続(1端子あたり6台)に対応する「Thunderbolt 3」(USB Type-C 端子×2)も備えた。
Thunderbolt 3は、最大40Gbpsという高速データ転送に対応することから、4Kなどの高解像度非圧縮動画データを用いたリアルタイムのデータ編集/プレビューや外付けビデオカードボックスを用いた演算/編集処理に最適だという。
なお、同端子はUSB3.1 Gen2(10Gbps)接続、データ通信にも対応する。
主な仕様
OS
Windows 10 Home 64 ビット
CPU
インテル Core i9-9900X プロセッサー(10コア/3.50GHz/TB 時最大4.50GHz/19.25MB キャッシュ/HT 対応)
CPUクーラー
マウスコンピューターオリジナル 水冷CPUクーラー
グラフィックス(ビデオメモリ)
NVIDIA GeForce RTX 2080(8GB)
メモリ
32GB(8GB×4/クアッドチャネル) PC4-19200 DDR4
最大128GB(16GB×8)
ストレージ
M.2 SSD 512GB SSD(NVMe対応)/M.2 シールド付属
チップセット
インテル X299 チップセット(ATX)
外形寸法
190×490×490mm