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クリエイター向けPC「DAIV」に第3世代Ryzen搭載モデル
PCIe4.0 SSDの組み合わせで動画編集や多レイヤー操作に応える
2019年11月28日 12:27
株式会社マウスコンピューターは、クリエイター向けパソコンブランド「DAIV」シリーズに第3世代Ryzenプロセッサーを搭載したデスクトップモデル「DAIV A7」を追加、11月28日に発売した。販売価格は税別16万9,800円から。
本モデルは、CPUに8コア16スレッド動作の第3世代Ryzenプロセッサー「AMD Ryzen 7 3700X」(3.6GHz動作、ブースト時最大4.4GHz)を搭載したデスクトップタイプのPC。
前世代と比較して処理性能が33%アップしているというAMD Ryzen 7 3700Xの搭載と高速SSD、またGPUの組み合わせにより、高い解像度の動画編集や多重レイヤーを駆使する作業に応える環境を構築できるとしている。
また、AMD X570チップセットを採用しており、PCI Express 4.0に対応した高速SSDの搭載にも対応。最大5,000MB/sの読み込み速度を実現しているという。
またGPUには「AMD Radeon RX 5700」を採用。PCI Express 4.0対応SSDとの組み合わせにより、ストレージとグラフィックス間における速度面でのボトルネックを解消しているという。
このほか、外部インターフェースとしてThunderbolt 3(USB Type-C)を搭載(拡張カード)しており、最大転送速度40Gbpsによる機器接続にも対応している(デイジーチェーン接続も可能)。
また、前面にUSB Type-Aポート(USB3.0)を2つ備えているほか、背面側にも同じくType-A形状のUSBポート(USB3.1 Gen2×2、USB3.0×4)を備えている。
ケースは、5インチオープンベイが3つ、3.5インチオープンベイを1つ有しており、光学ドライブやリムーバブルハードディスクベイの搭載にもカスタマイズオプションで対応している。
また、フロント上段に設けられているオープンベイはマグネット式の着脱型フロントパネルで格納されており、使用時にフロントパネルを取り外してシャーシ下段にマグネットで固定することも可能。ユーザーの使用環境に応じたカスタマイズが可能なデザインとなっている。
このほか電源スイッチにダイヤル式を採用。「エンジンに火を点するような高揚感をパソコンでも表現」したとしている。スイッチまわりには、USB Type-Aポートのほか、マイク、イヤホン端子、ストレージと電源ランプが設けられている。
他に、カスタマイズオプションとはなるものの、スタジオ内などでの設置・移動を助けるキャスターの組み付けにも対応。ハンドル部が一体化しているケースデザインとともに、使い勝手の向上が企図されている。なお、このハンドル部は持ち上げた際の重みに耐えられるよう、シャーシとの組み付けを板金で補強しているという。
もちろんBTOカスタマイズにも対応しており、最大12コア24スレッドのCPUに変更できる。このほか、USB 3.0規格のメモリーカードリーダーの搭載も選択可能。OSもWindows 10 Pro 64ビットに変更可能となっている。
DAIV A7(標準構成)
OS:Windows10 Home 64ビット
CPU:AMD Ryzen 7 3700X プロセッサー(8コア16スレッド、3.6GHz動作 / ブースト時最大4.4GHz、32MB L3キャッシュ)
GPU:AMD Radeon RX 5700
メモリー:16GB(8GB×2、PC4-25600 / 空きスロット:2、最大容量:64GB)
ストレージ:SSD 1TB(M.2規格・NVMe対応、PCI Express 4.0×4接続)
イーサネット:有線LAN(1000Base-T対応)
電源:700W(80PLUS BRONZE)
外形寸法:190×490×490mm
重量:約9.4kg