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マウスコンピューター、クリエイター向けPC「DAIV」にデスクトップ用CPU搭載ノートPC

AdobeRGB比100%の17.3型パネル

株式会社マウスコンピューターは3月25日、クリエイター向けパソコンブランドDAIVより、AdobeRGB比100%対応の4K 17.3型液晶を搭載したノートパソコン「DAIV-NG7700」シリーズの販売を開始した。希望小売価格は税別36万9,800円から。

最上位モデルの「DAIV-NG7700U1-M2SS」は税別45万9,800円。いずれのモデルも、同社WEBサイトのほか、電話通販窓口、マウスコンピューターダイレクトショップの販売窓口、法人営業窓口にて販売される。

本製品は、CPUに8コア16スレッドのデスクトップ用CPU「インテル Core i9-9900Kプロセッサー」を搭載(最上位モデル。下位モデルは同コア数のCore i7-9700Kを搭載する)、GPUに「GeForce RTX 2080」(8GB)を採用したモデル。メモリはPC4-19200 DDR4のSO-DIMMを採用。最大64GBの搭載が可能となっている(最上位モデルは標準で最大の64GBを搭載する)。こららにより、高い処理性能が要求される4K-UHDなどの高解像度の映像制作や、RAWデータ現像、3DCGデザインやCADなど、パソコンに高い負荷がかかる様々なデジタルコンテンツ制作に対応するという。

ストレージは、NVMe接続のM.2 SSDを採用。

液晶パネルは、AdobeRGB比100%の色表現が可能な4K-UHD対応の17.3型を搭載している。表示解像度は3,840×2,160ピクセルで、上下左右178度の視野角をもつノングレアタイプ。4Kを超える高解像度写真や動画の表示でもフルHD解像度環境に比べて、縮⼩率を抑えた表現や再生が可能だとしている。この液晶パネルは、⼯場出荷時に色域の測定が実施され、表現可能な色域範囲を明記した「色域出荷データシート」が同梱される。

入出力端子には、USB3.0を4ポート(左側面×2、右側面×2)、USB3.1を2ポート(左側面×2。うち1ポートはThunderbolt 3と共用)、UHS-II対応のSDカードリーダーを備える。

背面にはHDMIを1つとMini DisplayPortを2つ備えている。4画面への4K-UHD表示に対応しており、作業画面やプレビュー画面などの表示領域において均一な解像度環境を構築できるとしている。

このほか、ラインイン/アウト、ヘッドホン出⼒などのオーディオ端子を搭載。ギガビットLAN対応の有線LANポートも備える。各ポート間にはゆとりを持ってスペースを設けているため、複数機器の接続時に起こりがちなコネクタの物理⼲渉も防ぐことができるという。

OSには、Windows 10 Home(64ビット)を搭載する。

主な仕様

CPU

インテル Core i7-9700Kプロセッサーまたは、同 Core i9-9900Kプロセッサー

GPU

GeForce RTX 2080(GDDR6 / 8GB)

メモリ(標準搭載容量)

16GB(DAIV-NG7700S1-M2S5)
64GB(DAIV-NG7700U1-M2SS)
最大64GBまで搭載可能。PC4-19200 DDR4 SO-DIMM規格

ストレージ(標準搭載容量)

512GB(DAIV-NG7700S1-M2S5)
1TB(DAIV-NG7700U1-M2SS)

液晶パネル

AdobeRGB 比100%17.3型4K-UHDノングレア
3,840×2,160ピクセル

インターフェース

USB3.0ポート×4(左側面×2、右側面×2)
USB3.1ポート×2(左側面×2。うち1ポートはThunderbolt 3共用)
HDMI×1(背面)
Mini DisplayPort×2(背面)
ヘッドホン出⼒(右側面)
マイク⼊⼒(右側面)
ラインイン(右側面)
ラインアウト(右側面)
LAN ポート×1(左側面。ギガビットLAN)
指紋センサー

無線

IEEE802.11 ac/a/b/g/n(最大433Mbps)+Bluetooth V4.2モジュール内蔵

キーボード

テンキー付日本語バックライトキーボード
フルカラーLED/107キー/ピッチ約18.4mm/ストローク約2mm

動作時間

約2.2時間

外形寸法

約418×295.3×41.5mm(折り畳み時。突起部含まず)

重量

約4.4kg

本誌:宮澤孝周