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シグマ、100-400mm F5-6.3 DG OS HSMの価格・発売日を発表
小型軽量な「ライト・バズーカ」 フードを掴んでの直進ズーム的操作も
2017年3月31日 15:21
株式会社シグマは、2月21日に開発発表していた望遠ズームレンズ「SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM」の価格と発売日を発表した。
発売は4月21日。希望小売価格は税別10万5,000円。キヤノン用、シグマ用、ニコン用(電磁絞り採用)を用意する。
本製品は、Contemporaryラインに属し、小型・軽量とコストパフォーマンスを追求した望遠ズームレンズ。
同社によると、基本性能の高さと高画質で好評だという「SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary」と比較して性能はそのままに、400mmクラスのズームレンズとしてはコンパクトなフィルター径67mm、重量1,160gを実現。
小型・軽量ボディに、加速度センサーを利用した手ブレ補正OS(Optical Stabilizer)機構、最新のアルゴリズムで高速なオートフォーカスを実現した超音波モーターHSM(Hyper-Sonic Motor)、フォーカスリミッターなど、超望遠レンズに必要とされる要素をすべて搭載した。
レンズ構成はSLD(Special Low Dispersion)ガラス4枚を含む15群21枚。レンズパワー配置の最適化により収差を補正。特に絞っても改善されることのない倍率色収差を重点的に補正し、ズーム全域で高い描写性能が得られるという。
素早くズーミングするために、直進式に操作しても問題ないように直進式ズーム対応の内部構造を採用した。最短撮影距離は160cm。最大撮影倍率は1:3.8で、望遠マクロ運用にも対応する。
マウント部分にゴムのシーリングを採用し、簡易防塵・防滴構造(シグママウントを除く)となっている。
絞り羽根は9枚(円形絞り)。最小絞りはF22。最大径×長さは86.4×182.3mm。