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シグマ、小型軽量な望遠ズーム「100-400mm F5-6.3 DG OS HSM」
愛称は「ライト・バズーカ」 回転式ズームながら直進式ズームのような操作が可能
2017年2月21日 14:06
株式会社シグマは、望遠ズームレンズ「SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM」を発表した。発売日と価格は未定。キヤノン用、シグマ用、ニコン用を用意する。
小型軽量とコストパフォーマンスを追求した望遠ズームレンズ。光学性能とコンパクト性を両立させたContemporaryラインに属する。
シグマの開放F5-6.5のズームレンズとしては「SIGMA 150-600mm|Sports」「SIGMA 150-600mm|Contemporary」の2本が存在するが、本機は焦点距離を切り詰めることでさらなる小型化に成功。シグマでは「ライト・バズーカ」と表現している。
回転式ズーム機構を採用しながらも、直進式ズームのような前後の鏡筒移動による操作に対応。シグマでもこうした操作による動作を保証している。さらに専用フードは前後方向の操作感とホールド性を重視して設計されており、直進式ズーム的なすばやい画角操作が可能だ。
レンズ構成はSLDガラス4枚を含む15群21枚。絞っても改善されない倍率色収差を重点的に補正する方向性を採った。
最短撮影距離は160cm、最大撮影倍率は1:3.8で、望遠マクロとしても利用できる。
35mmフルサイズセンサーに対応し、超音波モーターHSM(Hyper-Sonic Motor)や手ブレ補正機構OS(Optical Stabilizer)を内蔵。このうちOSは補正ユニットを一新し、専用アルゴリズムも搭載している。フルタイムマニュアルが使用可能。
シグマ用以外のマウント部分には簡易防塵・防滴構造を採用した。
フィルター径は67mm。最大径×長さは86.4×182.3mm、重量は1,160g。
ファームウェア更新用のUSBドックとマウントコンバーター「MC-11」に対応する。