イベントレポート

製品体験ブースにプレゼント抽選会も 「GANREF MEET 2025」開催レポート

コシナ、Insta360、OWCが新製品を紹介 モデル撮影会も

会場の様子

弊社インプレスの写真投稿サイト「GANREF」が主催するイベント「GANREF MEET 2025」が、12月13日に都内の神保町三井ビルで開催された。ここではその模様をレポートする。

GANREF会員のみならず、一般の参加も可能な無料のイベントとあって、約50人もの参加があった。協賛企業の体験ブースやプロ写真家によるセミナーのほか、プレゼント抽選会もあり盛況のうちに終了した。

企業ブースで最新アイテムがチェックできる

協賛企業のブースはコシナ、OWC、Insta360の3社が出展した。いずれも最新の製品を並べており、手に取って試すことができた。当日は1時間の建物外への持ち出しも可能で、屋外での撮影を試した来場者も多かった。

屋外での試写も好評

コシナはミラーレスカメラ用の交換レンズを多数揃えた。マウントもRF/Z/E/Xマウントが用意された。GANREFメンバーも多いせいか、OtusやAPO-LANTHARといった特に高性能なレンズの貸し出しが多かったとのこと。

コシナブース

ポートレート撮影の体験コーナーもあり、新レンズの「Otus ML 1.4/85」などを試す来場者の姿もあった。

Otusシリーズも並んだ
レンズを試す参加者
モデル撮影ブースも人気。モデルは透子さん
テーブルフォトの撮影コーナーも用意された

Insta360は、360°カメラの「Insta360 X4 Air」などのほか、アクションカメラの「Insta360 Ace Pro 2」や「Insta360 GO Ultra」などを展示。なかでも最近リリースされた「ストリート撮影グリップPro」を装着したAce Pro 2に関心を寄せる人が目立った。

Insta360のブース
ストリート撮影グリップProを装着したAce Pro 2

Insta360のブースでは会場特別価格での販売が行われたほか、購入した人にはメモリーカードなどの特典が付くサービスも実施していた。

Ace Pro 2の説明を聞く来場者

OWCのブースにはメモリーカードやストレージが並んだ。SSDを多数内蔵するストレージや放熱性に優れるSSDケースなど上級ユーザー向けのハイスペック品が多く、使い勝手や性能などについて質問する来場者で賑わっていた。

OWCのブース
メモリーカードやカードリーダーが展示された

OWCのブースにはSamsung製品を扱うスタッフも来ており、組み込むSSDの相談などもできる体制になっていた。

SamsungのSSDを組み込んだストレージもあった

プロ写真家のセミナーも充実

鉄道写真の助川康史さんと、野鳥や飛行機写真の中野耕志さんのセミナーも行われた。

助川さんは「GANREFで深まる写真ライフ 鉄道×風景写真のススメ」と題して、鉄道写真の基本をわかりやすく説明した。今回は、風景を主題とする「鉄道風景写真」のコツを伝授。

助川康史さんのセミナー

撮影モードのほか、シャッター速度や絞り値の設定方法などの解説があり、とりわけこれから鉄道写真を始めたいという人にはとても有益なセミナーだった。

GANREFに投稿された鉄道写真の講評も行われた

続いては、「野鳥&飛行機撮影を支える高速・高信頼メディア」というタイトルで中野さんが登壇した。OWC製品の使い勝手や信頼性に触れつつ、このたび訪れた米国での野鳥および飛行機撮影のテクニックや作品を披露した。

中野耕志さんのセミナー

また、海外撮影のための機材の選択や荷物のパッキング方法、海外ロケに適したバッグの選び方など撮影旅行のノウハウについても触れ、来場者も興味深く聞き入っていた。

米国ロケはOWCのメモリーカードでトラブル無く終えたそうだ

豪華景品がもらえる抽選会も

プレゼント抽選会も行われ、協賛企業からのプレゼントが会場で手渡された。カメラやストレージといった豪華景品もあり、抽選のたびに会場が盛り上がった。

Ace Pro 2が当たって喜ぶ参加者

最後には助川さんや中野さんを始め、出展ブースのスタッフも参加しての懇親会が行われた。GANREFプレミアムサービス加入者は懇親会への参加が無料という特典があり(それ以外は参加費1,000円)、プロ写真家やメーカーの担当者と話ができる貴重な機会となっていた。

本誌:宮本義朗