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タムロンの「G2レンズ」が広角ズームにも

焦点距離域を拡大した「16-30mm F/2.8 Di III VXD G2」(Model A064)

株式会社タムロンは、フルサイズミラーレスカメラ用の超広角大口径ズームレンズ「16-30mm F/2.8 Di III VXD G2」(Model A064)を7月31日(木)より順次発売する。ソニーEマウント用、ニコンZマウント用をラインアップ。

2019年7月発売の「17-28mm F/2.8 Di III RXD」を第2世代(G2)モデルとした製品。これでミラーレスカメラ用の第2世代(G2)製品が、「28-75mm F/2.8 Di III VXD G2」「70-180mm F/2.8 Di III VC VXD G2」と合わせて3本が揃ったことになる。

引き続き35mmフルサイズセンサーのイメージサークルに対応した開放F値F2.8のズームレンズとし、さらに広角側・望遠側の焦点距離をそれぞれ延ばした。

コンパクト路線のボディサイズも継承。フィルター径はφ67mmを維持している。全長は101.8mm、質量は440g(共にソニーEマウント用)。「日常から旅行まで気軽に持ち運べる軽量・コンパクト設計」としている。

「TAMRON Lens Utility」にも対応。パソコンから機能の割り当てなど、USB Type-C端子経由で行える。

簡易防滴構造を採用。防汚コートも施されている。

発売日・価格

  • ソニーE用:2025年7月3日・15万9,500円
  • ニコンZ用:2025年8月22日・16万8,300円

主な仕様

  • 焦点距離:16-30mm
  • 明るさ:F2.8
  • レンズ構成:12 群 16 枚
  • 最小絞り:F16
  • 絞り羽根:9枚(円形絞り)
  • 最短撮影距離:0.19m(広角端)、0.3m(望遠端)
  • 最大撮影倍率:1:5.4(広角端)、〜1:7(望遠端)
  • フィルター径:φ67mm
  • 外形寸法:φ74.8×101.8mm(ソニーE用)、103.9mm(ニコンZ用)
  • 質量:440g(ソニーE用)、450g(ニコンZ用)
本誌:折本幸治