岡嶋和幸の「あとで買う」
1,176点目:フィルムを持ち歩きやすいソフトケース
JJCのフィルムポーチ
2024年7月19日 07:00
ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。
JJCのフィルムポーチ
「PENTAX 17」が発売になり、フィルム熱がじわじわと高まってきているようです。フィルムカメラで撮影に行くときは、デジタルカメラとは違ったアクセサリーが必要になることもあります。
その1つがフィルムケース。142点目でKODAKやeTone、ブローニー用だと353点目でKODAKの製品を紹介しましたが、プラスチックやスチールでできたケースが多い傾向です。611点目のウォータープルーフ、1,041点目の大容量タイプのケースもありますが、36枚撮りフィルム1本で2倍の72枚撮れるPENTAX 17ではそんなにたくさん持ち歩くことはないでしょう。
私は5本でも多すぎるくらいですが、最近使いやすく感じているのが本日のこの製品。ソフトタイプの筆入れのようなポーチで、ファスナーで開閉します。内側にはフィルム5本分のスロットのほか、小物用の収納ポケットもあります。ハンドストラップが付属し、販売価格は35mm用とブローニー用のどちらも2,200円前後です。
JJCからはフィルムピッカーも発売になっています。販売価格は1,600円前後で、252点目で紹介したMatinやeToneの製品より少しだけ安めです。
堀内カラーの製品はもう買えなくなっているようです。自分でフィルム現像する人には必須のアイテムですが、しない人もうっかりフィルムを巻き込んでしまったりときのベロ出しで有効です。そのような緊急時のために、フィルムポーチの内ポケットの忍ばせておくのも良いでしょう。