岡嶋和幸の「あとで買う」

1,041点目:フィルム15本をしっかり守る収納ケース

JJCのフィルムケース

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

JJCのフィルムケース

フィルムケースはこれまでも何度か紹介していますが、今回の製品は611点目のウォータープルーフケースに近い存在で、しかも販売価格が4,000円前後とより手ごろです。35mmフィルム用とブローニーフィルム用がラインアップされていて、どちらもフィルムを15本収納できます。

シリコンシーリングによる防水、防塵仕様で、耐衝撃性にも優れています。フィルムをしっかり保護してくれるので、撮影のときの持ち運びや自宅での保管にぴったりな感じです。このケースなら撮影から現像までフィルムの管理がしやすそうなので、早速購入するつもりです。未撮影より撮影済みのフィルムのほうが大切だと考えているのでこの製品は魅力的です。

少しずつ暖かくなってきて、フィルムカメラでの作品制作を再開しようと思っていたのでタイミング的にもちょうど良いです。35mmフィルム用はプラケースが付属していますが、ブローニー用にもそういうものがあるとより安心ですね。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。