写真で見るソニー「NEX-5」「NEX-3」

Reported by 本誌:鈴木誠

 ソニーが11日に発表したレンズ交換式デジタルカメラ「NEX-5」(ブラック)および「NEX-3」(ホワイト)をお借りできたので、外観や画面写真を中心にお届けする。製品についての詳細は別記事を参照されたい。なお、実写画像は後日掲載する予定。

NEX-5(ブラック)NEX-3(ホワイト)

 NEX-5およびNEX-3はミラーレス構造を採用するライブビュー専用機で、発売はNEX-5が6月3日、NEX-3が6月10日。価格はオープンプライス。店頭予想価格はNEX-5が8万円前後、NEX-3が6万5,000円前後の見込み(ともに「E 16mm F2.8」を含む薄型広角レンズキットの場合)。

 

掲載した個体はβ機のため、製品版と一部異なる場合があります。

・シャッター動作の様子(動画)

 

NEX-5

グリップ部αロゴ
背面右手側の操作部液晶モニターはチルト式
ローアングル撮影時ハイアングル撮影時
スマートアクセサリーターミナルとステレオマイクメモリースティックデュオ/SDXC両対応の記録メディアスロットとバッテリー室
USB端子とHDMI端子を備えるリモコン受光部
レンズ取り外しボタンバッテリーと充電器
付属のストラップ

・E-PL1(右)と比較

 

NEX-3

グリップ部αロゴ
背面右手側の操作部スマートアクセサリーターミナル、ステレオマイク
MS/SDXC両対応の記録メディアスロットとバッテリー室側面にUSB端子とHDMI端子

・E-PL1(右)と比較

 

NEX-5(左)とNEX-3の比較

電源スイッチ周りのボタン配置バッテリーを入れる向きが異なる(使用するバッテリーは同じ)

 

Eマウント

Eマウント。既有のAマウントのシナバーカラーと異なり、シルバーを採用APS-Cサイズの「Exmor APS HD CMOS」
E-PL1のm4/3マウントとEマウント・レンズのマウント部比較既有のAマウント(右、ソニーα700)と比較
既有のAマウントのリアキャップ(右)と比較

 

E 16mm F2.8(SEL16F28)

E 16mm F2.8付属のレンズキャップとレンズリアキャップ(E 18-55mm F3.5-5.6 OSSと共通)
NEX-5に装着したところ
NEX-3に装着したところ

・「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8」を装着したE-PL1(右)と比較

NEX-5(左)
NEX-3(左)

・「RICOH LENS S10 24-72mm F2.5-4.4 VC」を装着したGXR(右)と比較

NEX-5(左)
NEX-3(左)

 

E 18-55mm F3.5-5.6 OSS(SEL1855)

E 18-55mm F3.5-5.6 OSSレンズ内に手ブレ補正機構のOSS(OpticalSteadyShot)を搭載
NEX-5に装着したところ
NEX-3に装着したところ
付属のフードを装着

・「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 L」を装着したE-PL1(右)と比較

NEX-5(左)
NEX-3(左)

 

外付けストロボ「HVL-F7S」(同梱)

HVL-F7S
NEX-5に装着したところストロボをオンにしたところ
NEX-3に装着したところストロボをオンにしたところ

・ストロボ着脱の様子(動画)

 

マウントアダプター「LA-EA1」(別売)

LA-EA1。右は同梱の三脚座
NEX-3にLA-EA1を装着したところ「DT 30mm F2.8 Macro SAM」を装着したところ
NEX-5に三脚座を装着したLA-EA1経由で「70-300mm F4.5-5.6 G SSM」を取り付けたところAFは不可だが、MFアシストの拡大表示を利用できる

 

撮影画面など

トップのメニュー画面は4種類の配色を選べる。写真はホワイトブラック
ブルーピンク

・「撮影モード」

おまかせオートの「背景ぼかし」を利用しているところ。F値に連動するマニュアル露出はダイヤルの回転と上下方向への押し込みで操作する
シーンセレクションの「夜景ポートレート」。ストロボを装着するサイバーショットが搭載する連写合成を利用した「手持ち夜景」も搭載する
設定方法や撮影のコツを紹介する「撮影アドバイス」を利用可能利用モードに応じた撮影アドバイスを表示できる

・「カメラ」

フォーカスモードなどを変更できる「プレシジョンデジタルズーム」は、単焦点レンズ装着時にデジタルズームを利用できるもの。記録はJPEGに限定される
スマイルシャッターを搭載。このメニューから撮影アドバイスを選択すると、すべての項目を見ることができる

・「画像サイズ」

記録サイズなどを設定できるメニュー。NEXの「スイングパノラマ」も2種類の記録サイズを選択可能NEX-5では1,920×1,080ピクセルのAVCHD動画を記録可能。音声記録のオンオフや、MP4形式のHD動画やVGAサイズの記録も行なえる

・「明るさ・色あい」

露出補正や測光モード変更などを行なうメニュー。連写合成を利用したオートHDRはここから利用できるISO感度変更はメニューからこの画面を呼び出す必要がある
クリエイティブスタイルを選択したところクリエイティブスタイルのオプション画面

・「再生」

再生画面ヒストグラムと撮影情報を表示したところ
インデックス表示は静止画・動画それぞれを一覧できるAVCHD動画の再生画面。ダイヤルで早送りなどの操作が可能

・「セットアップ」

グリッドラインや撮影画像のプレビュー表示のオンオフはここから設定「レンズなし時のレリーズ」を備える。許可の設定でも、純正αマウントアダプターは利用できる

・撮影画面

ヒストグラムとグリッドラインを表示したところDMF(ダイレクトマニュアルフォーカス)利用時は、シャッターボタン半押し後にピントリングを回すと自動的に拡大表示される

・Eye-Fi対応

無線LAN搭載SDメモリーカード「Eye-fi」を挿入すると、メニューの項目が増える撮影画面にEye-Fiの状況を表示

鈴木 誠

2010/5/12/ 16:52