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ニコンD5
革新のニコン最高峰。D4Sとの外観比較も
Reported by 本誌:鈴木誠(2016/1/13 07:00)
ニコンが3月に発売するフラッグシップ機「D5」の外観写真を掲載する。
D5は、2014年3月発売の「D4S」に続く同社の最上位機。「次世代プロフェッショナルモデル」として2015年11月に開発発表され、1月6日の正式発表で全貌が明らかになった。AF性能、連写速度、高感度性能を向上し、プロ向けのフラッグシップ機として完成度を更に高めている。店頭価格は税込75万円前後の見込み。
D4Sとの主な違いは、有効画素数が1,623万から2,082万に増加、99点のクロスセンサーを含む153点AFシステムの新採用、コマ速が最高12コマ/秒にアップ、感度設定範囲が常用最高のISO102400から5段の増感となるHi 5(ISO328万相当)まで拡大した点など。動画は、従来のフルHDから4K解像度での記録も可能とした。
珍しいポイントとして、搭載する記録メディアスロットの違いで2種類のボディを用意している。D4およびD4SではXQD×1、CF×1の構成としていたが、D5はXQDダブルスロットの「XQD-Type」か、CFダブルスロットの「CF-Type」を購入時に選べる。スロットは有償交換サービスが用意され、例えばCFモデルを購入後、より高速なXQDスロットに換装することも可能だ。ダブルスロットは、順次記録、バックアップ記録、RAW+JPEG分割記録に対応する。
今回外観を撮影したのは試作機。実写を交えた詳細なレビューは後日お伝えする予定だ。