私はこれを買いました!
小型軽量ボディにZシリーズの魅力が凝縮
Nikon Z 50(水咲奈々)
2019年12月26日 12:00
長時間の街歩きにも
去年はZ 6をご紹介したこちらの企画ですが、今年はそのZ 6をキュッと小さくしたようなボディサイズの、Z 50が私のイチオシモデルとなりました。
約126.5×93.5×60mmのボディーはとにかく小さい! 見た目はZ 6、Z 7とほぼ同じデザインなのに、持つと驚くほど軽いので、気軽に長時間持ち歩けます。11月に訪れたパリでは、街中の景観がいいこともあり、メトロはあまり使わずに、とにかく歩いて写真を撮って回っていたので、Z 50の小型軽量サイズは本当にありがたかったです。
沈胴式のキットレンズ「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」は、とても薄いのが私の好みにマッチしました。身長の低い私に合わせて作ってもらった、短めのサクラスリングを付けて首から下げると、レンズが長くないのでカメラが下を向くことなく、すっきりとバランス良く持ち運べます。
また、Zシリーズには、沢山の種類のクリエイティブピクチャーコントロールが搭載されているので、どんなシチュエーションでも、似合う色味が絶対に見つかるのが楽しい点でもあります。私は、レトロなフィルム調になる「レッド」、アンダー部の締まりが良くなって印象的な画になる「デニム」、背景が黒や青などで主役のコントラストをさらに高めたいときは「ソンバー」、全体に青味がかって清涼感の増す「モーニング」をよく使用しています。
この小ささでも瞳AFはしっかりと働くので、ナチュラルで優しいボケを作り出してくれる「NIKKOR Z 50mm f/1.8 S」を使ったポートレートも撮りやすく、旅行はもちろん、ポートレート、スナップ、ファミリーフォトなどなど、重めのカメラが気分ではないときに、気軽に持ち歩ける、でも中身は真面目でしっかりとした画を作り出してくれるパートナーとして、来年も一緒に色々な所に行きたいと思います。