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口径160mm、576mm F3.5の反射望遠鏡

エアスペース設計の0.95倍補正レンズが付属

株式会社サイトロンジャパンは、天体撮影向けのニュートン式反射望遠鏡「Askar N160」を7月28日(火)に発売した。

口径160mmの放物面主鏡を搭載し、焦点距離576mm・F3.6の明るい光学系を採用したニュートン式反射望遠鏡。APS-C相当のイメージサークルをカバーする。

主鏡・副鏡には熱膨張係数の小さいホウケイ酸ガラスを採用。鏡面には増反射アルミコーティングを施し、高い反射率を実現した。短径61mmの大型副鏡により、APS-Cセンサー周辺まで十分な光量を確保する。

熱膨張の影響を受けにくく、光軸や結像精度を維持しやすいカーボンファイバーを鏡筒に採用。口径160mmながら鏡筒重量は約3.7kgと軽く、ハンドル、鏡筒バンド、ドブテイルプレート、補正レンズを含めても約4.8kgとなっている。

フォーカサーは減速機構付きのラックアンドピニオン式デュアルスピードタイプ。繰り出し量は25mmで、サードパーティ製電動フォーカサーの装着にも対応する。

スパイダー(支持部材)はアルミニウム製で、鏡筒トップリングと一体化している。

鏡筒側面とハンドル部分にはファインダー台座サイズのアリミゾを備え、ガイドスコープなどのアクセサリーが取り付け可能。鏡筒下部には、幅約45mm、長さ230mmのドブテイルプレートが付属する。

3枚構成のエアスペース設計を採用した0.95倍補正レンズが付属する。装着すると焦点距離544mm・F3.4となり、ニュートン式特有のコマ収差も補正。淡い星雲などが撮影しやすくなると同時に、画面中心から周辺までシャープな星像を得られるという。

アルミニウム製一体型スパイダー
光軸調整ノブ
©张宇航|M17|Askar N160 + ZWO ASI2600MM
©潘信宇|NGC7000|Askar N160 + ZWO ASI2600MC Pro
  • 口径:160mm
  • 焦点距離:576mm(補正レンズ未使用時)、544mm(補正レンズ使用時)
  • 口径比:F3.6(補正レンズ未使用時)、F3.4(補正レンズ使用時)
  • 光学系:ニュートン式反射(放物面主鏡)
  • 補正レンズ:0.95倍、3枚構成エアスペース設計
  • イメージサークル:APS-C
  • 副鏡短径:61mm
  • 鏡筒外径:193mm
  • バックフォーカス:55mm(M48ネジ端面から)
  • カメラ取付アダプター:M48mm
  • フォーカサー:デュアルスピードラックアンドピニオン式
  • フォーカサー繰り出し量:25mm
  • ドブテイルプレート:約230×45mm
  • 全長:467mm
  • 質量:約3.7kg(鏡筒のみ)、約4.8kg(ハンドル・鏡筒バンド・ドブテイルプレート・補正レンズ込み)
  • 価格:16万5,000円前後
飯塚直

パソコン誌&カメラ誌を中心に編集者として活動後、2008年からフリーに転向したフリーランスエディター。商業の大判プリンターから家庭用のインクジェット複合機、スキャナー、デジタルカメラなどのイメージング機器が得意。現在、1児の父。子供を撮影する望遠レンズと、高倍率コンパクトデジタルカメラの可能性を探っている。