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フルサイズコンパクト「ライカQ3」にモノクロ専用モデル
UIも新しい構成に
2025年11月21日 13:19
ライカカメラ社は、モノクローム撮影専用のレンズ一体型デジタルカメラ「ライカ Q3モノクローム」を11月21日(金)に発売した。直販価格は119万9,000円。
2023年6月に発売した「ライカ Q3」をベースに、モノクロ撮影専用としたバリエーションモデル。「ライカQ2モノクローム」(2020年11月発売)に続く、Qシリーズとして2世代目のモノクロ専用モデル。
6,000万画素のモノクロームセンサーとトリプルレゾリューション技術を採用し、シャープネス、ダイナミックレンジ、階調表現に優れた画質を実現したという。
画角を維持したままRAW記録サイズを60MP/36MP/18MPから選べる「トリプルレゾリューションテクノロジー」に対応している。ISO感度は100から200000。最大8Kでの動画記録もできる。
レンズには広角単焦点「ライカ ズミルックス f1.7/28 ASPH.」を搭載。最短撮影距離17cmまでのマクロモードへの切り替えにも対応する。
外観はフルメタルボディとレンズフードをブラックペイントで仕上げた。トッププレートの「Monochrom」刻印は控えめなブラックまたはグレーで表現。赤いライカロゴを省くことで、モノクローム写真のミニマリズムを静かに強調するデザインだとしている。
ユーザーインターフェースは写真機能と動画機能を区別した構成を採用。またアイコンおよびメニュー構成を独自のカラーコンセプトに沿ったデザインとすることで、直感的な操作が可能としている。この新しい操作コンセプトは、今後ファームウェアアップデートにより「ライカQ3」および「ライカQ3 43」にも導入される予定だという。
Qシリーズでは初めてコンテンツクレデンシャル技術を搭載。コンテンツ認証イニシアチブ(CAI)に準拠したデジタル署名を画像に付与し、画像の出所や変更履歴を改ざん不可能な形で証明する。
別売アクセサリーとして、レザー外装を施したワイヤレス充電機能付きハンドグリップ、レッドフィルター、各種ストラップを同時発売する。「ライカQ3」のアクセサリーも使用可能だ。











