私はこれを買いました!
機能性ウェアで撮影を快適に!
ミズノ 365 オールインワンTシャツ メリノウール(佐藤拓)
2025年12月31日 15:00
汗をかいても肌に張り付かない快適さ
新しいカメラ機材が日々登場していますが、ほしいと思うものは、高くてなかなか手が出ません。その代わりといってはなんですが、少しでも快適に撮影しようと、身の回りのものを揃えるようにしてきました。その1つがウェアです。
普段使っていたメリノウールのインナーがヘタってきたタイミングで、ミズノの「365 オールインワンTシャツ メリノウール」を購入しました。以前Amazonのお買い得情報記事でも取り上げた製品です。
この商品は、世界初となる「メリノパフォーム」と「トータルイージーケア」のウールマーク認証をダブルで取得した製品だそうです。表面にウール、肌面にポリエステルメッシュを配置したミズノ独自の二層構造が特徴とのこと。
気温に応じてTシャツとして着るか、インナーとして使うかを使い分けられるのも便利です。薄手でかさばらないため、アウターの下に着込んでも動きを妨げることがありません。
特に効果を実感したのは、クライミングやスケートボードなどの屋内競技の撮影です。屋内は湿度が溜まりやすく、雨の日などは特に蒸し暑さを感じることが多いです。11月や12月でも重い機材を持って移動したり、アウターを着込んで撮影していると、どうしても汗をかいてしまいます。
通常のインナーだと、汗のべたつきが非常に不快ですが、このTシャツは汗をかいても肌に張り付くような不快感がほとんどありません。長時間の撮影でも快適に過ごすことができました。汗冷えの心配もなく、撮影に集中できるのは大きなメリットです。
高価な機能性ウェアを購入する際に気になるのが、洗濯への強さです。このTシャツは何度か洗濯して使用していますが、今のところ目立った縮みや型崩れは見られません。
ただし、肌触りについて1点注意したいのは、着用時に若干、毛がささるような感じがあること。敏感肌の人には気になる可能性があるでしょう。とはいえ、数年前に使っていたメリノウール製品と比べると、この感覚はだいぶ抑えられている印象です。
正直なところ、Tシャツに7,700円という価格は決して安くはありません。しかし、実際に使用してみて、その価値は十分にあると感じています。薄手で動きやすく、Tシャツとしてもインナーとしても使える汎用性の高さ。汗をかいても不快感がなく、長時間の撮影でも快適に過ごせる機能性。これらを総合的に考えると、むしろコストパフォーマンスは良いのではないでしょうか。
近況報告
元々スポーツカメラマンとしての経歴を持つ筆者ですが、最近では最新機材をスポーツの現場に持ち込み、実戦での使用感を検証する機会をいただいております。
2026年早々には「IFSCクライミンググランドファイナルズ福岡2025」「ワールドスケートボードストリート2025 北九州 -グランドファイナル-」の撮影で試用した最新機材のレビューもお届けできればと考えております。
今後もカメラ機材だけでなく、今回のようなウェアをはじめとした撮影周辺の情報も含め、幅広くお届けしてまいりたいと思っております。2026年もどうぞよろしくお願いいたします。

