2026年もデジカメ Watchをよろしくお願いします

イラスト：飯田ともき

明けましておめでとうございます。当サイトも開設より22年を迎えることとなり、これもひとえに読者の皆様の熱い支援によるものであり、深く感謝いたします。

昨年の当サイト記事の表示回数を確認してみると、上位に目立つのが「RX1R III」「X half」「GR IV」といった、レンズ一体型カメラのニュースです。これらはかつての「高級コンパクトデジカメ」以上に特徴的なコンセプトを掲げ、それぞれがカメラで撮影する楽しさを訴えています。

撮影する瞬間を大事にしたい、そのために必要なものは何なのか……合理性の必然から生じたミラーレスカメラへの転換が一巡したいま、再び原点に立ち返った感があるといえば言い過ぎでしょうか。動画用途の製品として「Powershot V1」や「ZR」のような、業務主体ではなく趣味性の高いモデルが台頭した背景にも、考えを巡らしてしまいます。

より高い撮影意識を呼び起こす製品への期待が高まる一方で、メモリー関連をはじめとする値上げの動きも気になるところです。

何はともあれ、本年も当サイトをどうぞよろしくお願いいたします。