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ACROSベースの限定フィルムシミュレーション搭載 「GFX100RF」の藤原ヒロシ氏コラボモデル登場

富士フイルムは、藤原ヒロシ氏が主宰するデザインプロジェクト「fragment design」とコラボレーションしたデジタルカメラ「FUJIFILM GFX100RF FRAGMENT EDITION」の予約販売を12月20日(金)に開始する。直販サイトにて数量限定での取り扱いとなる。直販価格は99万8,000円。

ラージフォーマットのイメージセンサーを搭載するデジタルカメラ「FUJIFILM GFX100RF」をベースとした特別モデル。ファッションや音楽、アートなど幅広い分野で影響力を持つ藤原氏の監修のもと、軍艦部から外装部、アクセサリーに至るまで細部にこだわったデザインを施したという。

セット内容

軍艦部にはアルマイト処理に加えて特殊な研磨を施し、鏡面のような光沢と深みのある黒の艶を実現。通常モデルとは異なる質感が新たな魅力を生み出しているという。レンズキャップやレンズフードなどの付属パーツにも同様の仕上げを施して統一感を持たせた。

ボディの上部や前面などに「fragment design」のロゴを配置

グリップ部には微細な凹凸と滑らかでマットな質感を併せ持つ新素材を採用。素材ごとの質感は異なるが、外装デザイン全体に一体感のある高品位な外観に仕上げたという。カメラ上部や前面、レンズフードなどには「fragment design」のロゴを配置している。

新素材を採用。マットな質感ながらも微細な凹凸を併せ持つ

特別モデル限定のフィルムシミュレーションレシピ「FRGMT BW」も搭載した。フィルムシミュレーション「ACROS」をベースに画質設定をプリセットしたもので、コントラストが強く粒状感のある印象的な白黒写真が撮影できるとしている。

なお、従来機に搭載するフィルムシミュレーションのモノクロ、モノクロ+Yeフィルター、モノクロ+Rフィルター、モノクロ+Gフィルターは搭載されていない。

基本機能は通常モデルを継承し、1億200万画素ラージフォーマットのイメージセンサーと、画像処理エンジン「X-Processor 5」を搭載。レンズも従来の35mm F4レンズ(35mm判換算28mm相当)となる。

「fragment design」は藤原氏が主宰するデザインプロジェクトで、ファッションや音楽、アートなど多様な分野を横断しながら、国内外のブランドとのコラボレーションを展開している。

本誌:佐藤拓