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可変絞り機構搭載のアクションカメラ「Osmo Action 6」

イメージセンサーも刷新

DJIは11月18日(火)、アクションカメラ「Osmo Action 6」を発売した。価格は6万1,270円から。シリーズで初めて可変絞り機能を搭載した。

2024年9月に発売した「Osmo Action 5 Pro」の後継モデル。新モデルでは製品名から“Pro”が廃されたが、イメージセンサーなど刷新しておりフラッグシップ級の画質を実現したという。

イメージセンサーは前機種の1/1.3型から、独自設計の1/1.1型・スクエアタイプのCMOSセンサーに変更。ピクセルサイズは2.4μm相当で、ダイナミックレンジは最大13.5ストップ。低照度下の画質も向上したとしている。

アスペクト比4:3で最大4K120fps記録に対応。低照度環境に強いスーパーナイトモードでも最大4K60fpsで記録できる。スローモーションは最大4K120fpsにネイティブ対応。1080pの場合は最大32倍のスローモーション撮影が可能としている。10-bit D-Log Mカラ―システムも搭載する。

また新たに4Kカスタムモードを搭載した。撮影下動画から“フレームを自在にクロップ”するというもので、各SNS向けに簡単に動画を制作できるとしている。クロップを前提とするため、例えば撮影時に横位置や縦位置に変更する必要がないという。

F2~F4の調節に対応する可変絞り機能を搭載。一般的に固定絞りを採用するアクションカメラにおいては初で、より幅広い撮影シーンに対応するとしている。ちなみに前モデルはF2.8の固定だった。

絞りモードの1つとして、街の灯りを印象的に描写できる「スターバーストモード」を備えた。

防水性能はIP68等級。ケースなしで最大20m、専用防水ケース使用時で最大60mの水中撮影に対応。

バッテリー駆動時間は最大4時間。充電時は22分で80%までの急速充電が可能としている。

内蔵ストレージは、前モデルの47GBから50GBに向上した。

このほか別売りのマクロレンズやFOVブーストレンズに対応。DJIのマイクトランスミッター(Mic 2、Mic 3、Mic Mini)も本体との直接接続が可能となっている。

Osmo Action 6 スタンダードコンボ

価格

61,270円

同梱物

  • Osmo Action 6
  • Osmo Action エクストリームバッテリーPlus(1,950mAh)
  • 両方向クイックリリース式アダプターマウント
  • Osmo Action 接着式カーブベース
  • Osmo 止めねじ、USB-C to USB-C PDケーブル
  • Osmo Action 滑り止めパッド

Osmo Action 6 アドベンチャーコンボ

価格

77,440円

同梱物

  • Osmo Action エクストリームバッテリー Plus×2
  • 両方向クイックリリース式アダプターマウント×1
  • Osmo 止めねじ×1
  • Osmo 多機能バッテリーケース 3
  • Osmo 1.5m 延長ロッド×1

別売りアクセサリー

  • Osmo Action 6 マクロレンズ
  • Osmo Action 6 FOVブーストレンズ
  • Osmo Action 6 ガラスレンズカバー
  • Osmo Action 6 NDフィルターセット
  • Osmo Action 両方向バッテリーハンドル
  • Osmo Action 両方向 360°リストストラップ
  • Osmo Action 両方向ミニ ハンドルバーマウント
  • Osmo Action 6 防水ケース
  • Osmo 多機能バッテリーケース 3
  • Osmo 1.5m 延長ロッドキット(両方向クイックリリース式)
  • Osmo 平面粘着ベースキット(両方向クイックリリース式)
  • Osmo ロードバイク アクセサリー キット(両方向クイックリリース式)
  • Osmo Action 6 ダイビング用アクセサリーキット
本誌:宮本義朗