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より小型化した32bitフロート対応の「DJI Mic 3」
屋外・屋内で切り替え可能なゲインコントロールを新搭載
2025年8月28日 21:00
DJIは、動画の収録などで利用できるワイヤレスマイク「DJI Mic 3」を8月28日(木)に発売した。クリッピングを防ぐ機能などを新たに搭載している。
2024年1月発売の「DJI Mic 2」を強化。トランスミッター(送信機)、レシーバー(受信機)、充電ケースという基本構成をとり、引き続き充電ケースによる充電しながらの移動に対応する。
トランスミッターの重量は16g。「DJI Mic 2」の28gから小型・軽量化している。クリップは取り外しが可能で、衣服の上から磁気での取り付けも行える。ウインドスクリーンは5色を用意。
新機能として、音量の上昇を抑えてクリッピングを防ぐアダプティブゲインコントロール機能を用意した。屋外では「自動モード」、屋内では「ダイナミックモード」の利用を想定している。
さらにレギュラー、リッチ、ブライトといった3種類の音声トーンプリセットを搭載。声のトーンを調整し、低音・高音をそれぞれ強化することで、音声の明瞭化などを図るという。
「DJI Mic 2」で採用されたノイズキャンセリングも継承。空調などの背景音を抑える2段階アクティブノイズキャンセリングが実装されている。
伝送距離は400m。2.4GHz帯と5GHz帯を自動で切り替える。
受信機での内部記録にも対応。オリジナルトラックとアルゴリズムを適用した2バージョンや、24bitと32bitフロートの2種類を収録できる。タイムコードにも対応している。
フル充電からの最大使用時間は、トランスミッターが8時間、レシーバーが10時間。充電ケースは2.4回分の充電が可能。5分の充電で2時間の駆動が可能という。スリープモードも備えている。
複数の「DJI Mic 3」を運用した場合、最大4機のトランスミッターと8台のレシーバーを接続可能。充電ケースを含め、個別に購入することができる。
- DJI Mic 3(トランスミッター×2、レシーバー×1、 充電ケース):52,250円
- DJI Mic 3(トランスミッター×2、レシーバー×1):33,660円
- DJI Mic 3レシーバー:20,130円
- DJI Mic 3トランスミッター:16,830円
- DJI Mic 3 充電ケース:11,770円
- DJI Micシリーズカメラアダプター:4,950円
- DJI Mic 3 マルチカラーウィンドスクリーン:2,530円
- DJI Mic 3 スマートフォンアダプター(Lightning):3,300円