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カメラ分離・装着式のウェアラブルカメラ「Osmo Nano」
切り離し可能な小型カメラに1/1.3インチセンサーを搭載
2025年9月23日 21:00
DJIは9月23日(火・祝)、1/1.3インチセンサーを採用したウェアラブルカメラ「Osmo Nano」を発売した。
9月17日(水)にティザー広告で発表を予告していた製品。
「Osmo Action 2」(2021年11月発売)以来となるカメラ分離式のウェアラブルアクションカメラ。つまめるサイズのカメラ本体と「多機能ビジョンドック」を連結または分離して使用する。
カメラ本体には、約3,550万画素の1/1.3インチCMOSイメージセンサーや、FOV143° F2.8のレンズなどを搭載。64GBまたは128GBのストレージも内蔵しており、単体での撮影・保存が可能だ。
一方「多機能ビジョンドック」には、1.96インチのOLEDタッチスクリーンに加え、microSDメモリーカードスロットなどを備えている。カメラ本体に操作ボタンなどはなく、操作は「多機能ビジョンドック」から、またはスマートフォンアプリの「DJI Mimo」から行う。
カメラ本体の内蔵ストレージから「多機能ビジョンドック」のmicroSDメモリーカードへのデータ移動も可能。
なおカメラ本体への充電は、「多機能ビジョンドック」と接続した状態で行える。
4K60p、1080p240fpsなどの動画記録が可能。最大動画ビットレートは120Mbps。プリ録画も設定できる。タイムラプス、ハイパーラプス動画の記録・生成にも対応する。暗所での利用を想定した「スーパーナイトモード」も搭載。
内蔵マイクでのステレオ録音に加えて、2台のDJIマイクトランスミッターにも接続できる。
価格
Osmo Nano スタンダードコンボ(64GB)4万3,890円
内容物:Osmo Nano カメラ(64GB)、Osmo Nano 多機能ビジョンドック、Osmo Nano 磁気ハットクリップ、Osmo Nano 磁気ストラップ、Osmo Nano 保護ケース、USB Type C to C PDケーブル(USB 3.1)、Osmo Nano 両方向磁気ボールジョイント アダプターマウント
主な仕様
- イメージセンサー:1/1.3インチCMOS
- レンズ:143°(FOV)、F2.8(絞り)、0.35m〜∞(フォーカス範囲)
- 感度:ISO 100〜25600
- 静止画:最大6,880×5,160
- 動画:4K60fps、4K120fps、1080p240fpsなど
- 内蔵ストレージ:128GB(利用可能107.6GB)
- タッチ画面:1.96インチ
- バッテリー容量:530mAh(カメラ)、1300mAh(多機能ビジョンドック)
- 防水性能:最大10m(カメラ)、IPX4防水(カメラ+多機能ビジョンドック)
- 外形寸法:57.3×29.5×28mm(カメラ)、59.1×42.2×22.3mm(多機能ビジョンドック)
- 重量:52g(カメラ)、72g(多機能ビジョンドック)