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ワイヤレスマイク「DJI Mic 2」が登場…ノイズキャンセリング・32bitフロート内部収録など新搭載

DJIは1月17日(水)、ワイヤレスマイク「DJI Mic 2」」を発売した。価格(税込)は、トランスミッター×1+レシーバー×1のセットが3万5,530円、トランスミッター×2+レシーバー×1+充電ケースのセットが5万2,800円。

2022年5月に登場した「DJI Mic」の後継機。収納時はポケットサイズに収まるサイズながら、プロユースにも応える機能を持つのが特徴のワイヤレスマイク。新モデルは「スマート ノイズキャンセリング」に対応し、環境ノイズを効果的に低減してクリアな音声を録音可能。従来モデルよりも録音技術を大きく向上したという。

Safety Track(セーフティ トラック)機能を新搭載。メインの音声トラックのほかに、バックアップとして音量を6dB下げた状態のセカンドトラックも録音する機能で、音源の音量が急激に変化するようなシーンで有用としている。

セットアップの工程もシンプルで、充電ケースで充電中にレシーバーとトランスミッターが自動でペアリングする仕様になっている。充電ケースから取り出すだけですぐに使い始められるという。また、Osmo Action 4やOsmo Pocket 3といったDJI製品、Bluetooth対応のスマートフォンへの無線接続にも対応する。

1.1型のタッチ式モニターを搭載。音量、ゲイン、画面輝度などの設定を簡単にできるという。

従来モデルと同様に、トランスミッター本体への内部録音にも対応する。内蔵ストレージは8GBで、最大14時間分の圧縮なしの48kHz 24bit録音が可能となっている。また、新モデルでは新たに32bitフロート内部収録に対応。複雑な音声環境においても、ささやき声から大声まで幅広いニュアンスの音声を捉えるとしている。

カラーバリエーションとして、シャドーブラックとパールホワイトの2色を用意する。なお、セット品(コンボ)に同梱しているのはシャドーブラックで、パールホワイトについては単品で別売り(1万6,060円)となる。

本誌:宮本義朗