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Askarブランドの初心者向け屈折望遠鏡
フラットナー、レデューサーで撮影にも
2025年8月5日 10:34
80ED鏡筒
口径80mm・焦点距離560mmの屈折望遠鏡。眼視用でありながら、別売の補正レンズを取り付けることで、撮影鏡筒としても利用できる。
接眼部には、汎用性の高い50.8mm径スリーブを採用し、市販の多くのアクセサリーを装着可能。ファインダー装着用のアリミゾも備えている。
ピント調整には、精密なフォーカシングを可能にするというデュアルスピード・ラックアンドピニオン式フォーカサーを採用しており、ZWO社製EAFなどの電動フォーカサーにも対応する。
架台に載せるための鏡筒バンドには、全長200mmで幅45mmのドブテイルバーが装着されており、赤道儀や経緯台にそのまま搭載できる。
迷光対策のため、鏡筒内部に2カ所の遮光絞りを備える。着脱式フードは逆向きに取り付けられるなど、携帯性も配慮している。
- 口径:80mm
- 焦点距離:560mm
- 口径比:F7
- 光学系:2群2枚(うち1枚にEDレンズを使用)
- 接眼部:50.8mmスリーブ
- カメラ取り付け:50.8mmスリーブに差し込み(アダプターは別途用意が必要)
- 筒外焦点位置:50.8mm接眼部後端から約168mm
- フード外径:103mm
- 鏡筒外径:86mm
- 全長:約405mm(フード収納時)、約575mm(フード装着・ドローチューブ最大伸長時)
- 質量:約2kg(バンド・プレート込み)
- 価格:6万2,700円
80ED鏡筒専用補正レンズ
M48マウントまたはM54マウント経由でカメラに装着する補正レンズ。1.0×フラットナーと、0.7×および0.85×のレデューサーを用意する。いずれもAPS-Cセンサーのイメージサークルに対応。
アダプターの内側には48mm径のフィルタースレッドを備えるほか、回転機構を搭載。フランジバックはM48アダプター後端(ネジを除く)から55mm。
80ED用1.0×フラットナー
像面湾曲を補正し、イメージサークルの端までピントの合ったシャープな像を得ることが可能。
- 焦点距離:560mm(80ED装着時)
- 口径比:F7(80ED装着時)
- 光学系:3群3枚(EDレンズ1枚を含む)
- イメージサークル:APS-C
- カメラ装着部:M48マウント、M54マウント
- 質量:約420g
- 価格:3万9,600円
80ED用0.85×レデューサー
- 焦点距離:476mm(80ED装着時)
- 口径比:F5.9(80ED装着時)
- 光学系:3群3枚(EDレンズ1枚を含む)
- イメージサークル:APS-C
- カメラ装着部:M48マウント、M54マウント
- 質量:約440g
- 価格:3万9,600円