私はこれを買いました!

仕事でもプライベートでも手放せない360°カメラ

DJI Osmo 360(わっき)

年末恒例のお買い物企画として、写真家・ライターの皆さんに、2025年に購入したアイテムを1つだけ紹介していただきました。(編集部)

低照度性能と10-bit記録がもたらす撮影の自由度

僕は360°カメラの登場前から、パノラマ写真を撮り続けています。

主に写真記録で使うことが多いため、以前はRICOH THETA Z1を、最近ではKANDAO CooCam 3 Ultaをメインに使用してきました。

2025年は注目の360°カメラがいくつか登場し、デジカメWatchにてInsta360 X5/X4 Air、そしてDJI Osmo 360をレビューしました。

実際にいろいろな機種を使ってみて、僕が選んだのは「Osmo 360」です。

専用に設計された1インチ正方形センサーによる、優れた低照度性能とダイナミックレンジの広さが大きな特長です。

加えて120MPという静止画解像度、そしてHDR 8K動画を50fpsのフレームレートで記録できること。

さらに、仕事でガチ撮影に使いたい場合でも10-bit D-Log M記録に対応しているため、色調補正の自由度も高いんです。

さらに、ストレージ内蔵にもかかわらず価格もお手頃♪ そんな発売して間もない新機種を、すぐにセール価格で購入できたのも決め手となりました。

今では仕事でもプライベートでも、出かけるときには必ず持ち歩いています。

仕事用には、その場であまりセッティングに時間が取れないときに8K360°動画で撮影し、編集で画角を変えたり、被写体を追従させて使っています。

ぐるっと投影変換するアニメーションを加えると、ショート動画のアイキャッチにも効果的です。

プライベートでは360°写真をスマホアプリで編集し、SNSに投稿しています。

Circularで投影変換し、Snapseedで色調補正する感じです。

スマホへの取り込みも簡単なので、帰宅途中の電車内や就寝前のベッドで編集することが多いですね。

DJI Osmo 360/露出オート(1/250秒、F1.9)/ISO 574
360度写真をiPhoneで編集(Circularで投影変換し、Snapseedで色調補正)

静止画のRAW記録に対応していない点はマイナスポイントですが、日常使いの360°カメラとしてはとてもバランスが良いです♪

近況報告

個人のInstagramでは、主に360°カメラで撮影したリトルプラネット写真を投稿しているほか、YouTubeチャンネルではカメラ以外のガジェットレビューなども公開しています♪

高松 勝範(わっき)(@d_wackys) • Instagram写真と動画
Digital Wackys Channel - YouTube

わっき

デジタル・コンテンツ・デザイナー/パノラマ写真家。1999年にフリーランスとして独立。テレビ/映画/ゲームなど幅広い分野の映像制作を手がけ、現在はYouTuber、動画レポーターとしても活動中。