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ガタつきを抑制する「シネロック」採用のマウントアダプター

ライカMマウントレンズを各ミラーレスカメラに

株式会社焦点工房は、ThypochのライカMマウントレンズ用アダプター「Thypoch Positive Lock Adapter (E/Z/RF/L)」を12月26日(金)に発売した。希望小売価格は4万1,000円。

ライカMマウントレンズをミラーレスカメラに装着するためのマウントアダプター。キヤノンRF、ソニーE、ニコンZ、Lマウント用を用意。

シネマレンズの固定方式に準じたポジティブロック(シネロック)機構を採用し、ロックリングによってレンズをマウント面に固定する。レンズとアダプター間のガタつきを抑制し、フォーカスリングや絞りリング操作時の安定性を高めたという。

TP-MPLAE(ライカMマウントレンズ → ソニーEマウント変換)

デュアルロック機構を搭載し、ロックリングを緩めた状態でのレンズ落下も防止。レンズ交換時の不意の脱落を防ぐ仕組みとしている。ロックリングの締め付け補助レバーは取り外しや位置調整が可能。

同ブランドのシネマレンズ「Thypoch Simera-Cシリーズ(Mマウント)」との組み合わせを想定し、装着時のバランスが安定するよう設計した。この組み合わせにより、一般的なPLシステム(PLマウントレンズとアダプター)と比べて約7割の軽量化が可能になるという。

本体には航空宇宙グレードのアルミニウムとステンレススチールを採用した。重量は約82g。

本誌:佐藤拓