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キヤノン、A3ノビプリンター「PIXUS PRO」をリニューアル

DPPでプリント色をシミュレーション可能に

キヤノンは、写真向けA3ノビプリンター「PIXUS PRO-10S」と「PIXUS PRO-100S」を2月中旬に発売する。価格はオープンプライス。直販価格はいずれも税別6万4,800円。

PIXUS PRO-10S
PIXUS PRO-100S

プロやハイアマチュア向けのインクジェットプリンター「PIXUS PRO」シリーズに当たり、「PIXUS PRO-10」および「PIXUS PRO-100」(いずれも2012年発売)の後継モデル。

新たに、同社のRAW現像ソフト「Digital Photo Professional」(DPP)で、プリンターのICCプロファイル情報を反映できる「ソフトプルーフ」機能を搭載した。プリントの色をモニターでシミュレーション表示でき、試し印刷を省略できるとする。

ソフトプルーフ機能の作業手順

またEOSのピクチャースタイルの違いをパターン印刷可能なほか、DPPにプラグインソフト「Print Studio Pro」を起動できるボタンが追加される。

加えて、iPad用アプリ「Pro Gallery Print」を新たに無償提供する。海外のプロフォトグラファーが多く利用しているというWebサービス「SmugMug」「Zenfolio」と連携し、作品の閲覧やプリントが行える。キヤノン独自のプリントコンテンツなどのクラウドサービスとも連携し、クラウド上の写真を簡単にプリント可能な「PIXUS クラウドリンク」に対応する。

プリント解像度やインク構成など基本機能はそれぞれ従来モデルを継承する。いずれも最大解像度は4,800×2,400dpi。無線LANと有線LANに対応する。

PIXUS PRO-10Sは、10色インク(9色顔料インクとクロマオプティマイザー)で広色域のプリントに対応するモデル。黒系インク3色(フォトブラック、マットブラック、グレー)により、本格的なモノクロプリントを実現するという。インク滴は全弾4pl。

PIXUS PRO-100Sは、8色染料インクで、高い発色性と光沢性を謳うモデル。3色の黒系インク(ブラック、グレー、ライトグレー)により、粒状感が少ない暗部濃淡の微妙な違いが表現できるとしている。インク滴は全弾3pl。

外形寸法はともに約689×385×215mm、重量はPIXUS PRO-10Sが約20kg、PIXUS PRO-100Sが約19.7kg。

(本誌:武石修)