ニュース

ベータ版「Adobe Premiere Pro」にキャプション翻訳機能が実装

17言語に対応 メディアの特徴をもとに検索する機能も

アドビは2月13日(木)、動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro」の最新ベータ版を公開。キャプションを多言語に翻訳する機能を実装した。

設定した字幕(キャプション)トラック内の文章について、例えば日本語→英語のように翻訳してくれるようになる。対応するのは17言語。動画をグローバルに展開する際に有用だろう。

また、複数の字幕トラックを同時に表示できるようになった。複数言語での編集作業などを想定している。

翻訳する言語を選択。翻訳元と翻訳先の言語を指定する

そのほか被写体、撮影場所、カメラアングルなどコンテンツの特徴を自動的に検出し、クリップにメタデータとして埋め込む機能が追加されている。AIを活用したものとしており、「メディアインテリジェンス」と呼ぶ。それらをもとにメディアを検索できるという。

メディアインテリジェンスの例。ファイルを分析中
メディアインテリジェンスの例。テキストを検索
本誌:折本幸治