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M.2 SSDを工具不要でUSBドライブに…「裸族の頭 NVMe/SATA」

ヒートシンク付きモデルも装着可能

株式会社センチュリーは、M.2 SSDをUSB外付けドライブとして利用できる変換アダプター「裸族の頭 NVMe/SATA」(CRANSU10G)を6月中旬に発売する。価格は税込6,480円。

M.2 SSDを簡易的なUSBデバイスとして運用するための製品。ふたを閉めない構造のため、ヒートシンク(横幅29mmまで)が付いたM.2 SSD(NVMe/SATA接続)であっても、工具を使用せずそのまま装着が可能。

また、SATAにも対応し、2.5/3.5インチHDD/SSD(SATA3.0~1.0)の接続にも対応する(M.2 SSDとの同時接続は不可)。

HDD/SSDの交換時など、一時的に電源を切りたい場合に便利な電源スイッチを搭載する。

PC側との接続インターフェースは、USB Type-C(USB 3.2 Gen 2、10Gbps)。公称値ながら、M.2 NVMe SSD(Samsung 980 PRO)使用時で約1,053MB/秒、M.2 SATA(WD Red)使用時で約558MB/秒の速度を確認したという。

専用ケーブルとして、USB Type-C - USB Type-C×1、USB Type-C - USB Type-A×1を同梱する(いずれも30cm)。

外形寸法は約55×115×15mm。重量は約45g。

飯塚直

パソコン誌&カメラ誌を中心に編集者として活動後、2008年からフリーに転向したフリーランスエディター。商業の大判プリンターから家庭用のインクジェット複合機、スキャナー、デジタルカメラなどのイメージング機器が得意。現在、1児の父。子供を撮影する望遠レンズと、高倍率コンパクトデジタルカメラの可能性を探っている。