PC不要でHDD/SSDをコピーできる「これdo台 Ultra Hi-Speed PRO V2」

株式会社センチュリーは、HDD/SSD対応のコピー＆イレースマシン「これdo台 Ultra Hi-Speed PRO V2」（型番：KD25/35UHSPROV2）を1月中旬に発売する。直販価格は税込7万8,980円。

SATA接続（SATA 3.0/6Gbps）のHDD/SSDに対し、PCレス環境でもコピーとデータ消去を可能とする製品。付属の「これdo台シリーズ用 2.5インチ＆3.5インチIDE HDD→ SATA変換アダプター」（KDA-IDE）を利用することで、IDE接続のHDDでも利用できる。

また、公称値ながらSSD（WesternDigital WD Red 2TB）を利用したテスト環境では、530MB/秒の高速転送を実現したという。

4種類のコピーモード「システム＆ファイルコピー」「オールパーティションコピー」「Whole HDD/SSDコピー（ドライブ全体コピー）」「パーセンテージコピー」を採用。また、支援機能として、エラー箇所をスキップして強制的にコピーを続行する「エラースキップ機能」と、コピー元のディスクとコピー先のディスクの内容が同一かを比較する「コンペア機能」の2つを搭載する。

消去モードは、「クイック消去」「フル消去」「DoD消去」「DoDイレース＆コンペア消去」「7DoD ECE 7回消去」「セキュア消去」「エンハンスドセキュア消去」の7種類を採用する。2台同時の消去にも対応。

このほか、HDD/SSDの読み込み・書き込み速度を検査する「スピードテスト機能」、HDD/SSD内部に記録された10種類のS.M.A.R.T情報（ディスク容量、型番表示、ファームウェアーバージョン、シリアルナンバー、電源投入回数、使用時間、代替セクタ数、不良セクタ数、シークエラーレート、温度）を確認できる「S.M.A.R.T情報表示機能」が利用できる。いずれも、内蔵の液晶モニターを利用して確認可能となっている。

なお、別売の「これdo台シリーズ用 2.5インチ＆3.5インチIDE HDD→ SATA変換アダプター」（直販価格：税込2,075円）を用意すれば、IDE接続のHDD間でのコピーも可能になる。

主な仕様

デバイスインターフェイス：SATA Revision 3.0～1.0（6G～1.5Gbps）
対応ファイルシステム：FAT16/32、NTFS、EXT2/3/4
対応パーティションテーブル：MBR、GPT（※対応していないファイルシステムは、Whole HDD/SSDにてコピー可能）
外形寸法：約116×28.5×79mm（付属品、突起部含まず）
重量：約365g（突起部含まず）