第5世代デバイス搭載で被写体検出に対応…新デザインになった「FUJIFILM X-T50」

富士フイルムは、ミラーレスカメラ「X-T50」を6月に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は、本体のみが24万6,400円、15-45mmキットが26万4,000円（共に税込）。カラーはブラックとシルバーを用意する。

先行して発売された「X-H2S」「X-T5」と同じく、Xシリーズ第5世代となるイメージセンサー「X-Trans CMOS 5 HR」（裏面照射型・約4,020万画素）と、画像処理エンジン「X-Processor 5」を搭載するモデル。従来モデル「X-30 II」と比べて丸みを帯びたラウンド形状の新ボディデザインを採用する。

感度はISO 125〜12800（拡張でISO 64〜51200）。シャッター速度は、メッカシャッターで最大1/4,000秒、電子シャッターで最大1/180,000秒。連写は電子シャッターで最大約20コマ/秒（1.29x クロップ）。GN約3.9（ISO100・m）の内蔵フラッシュを搭載する。

ボディ内5軸手ブレ補正機構を搭載しており、XF35mmF1.4 R装着時には7.0段分の補正効果が得られるとしている。

AFには「被写体検出AF」を搭載。顔や瞳検出機能に加えて、動物、鳥、クルマ、バイク&自転車、飛行機、電車を検出する。

最大6.2K/30Pの動画撮影に対応。動画撮影中のトラッキングAF機能も備える。

近年登場した「X100VI」「GFX100 II」に続き、フィルムシミュレーションに「REALA ACE」を搭載する。

EVFには約236万ドットの0.39型有機ELファインダーを搭載。ファインダー倍率0.62倍。背面モニターは約184万ドットの3.0型チルト式（タッチパネル）。SDメモリーカード（UHS-II対応）スロットを備えている。

対応バッテリーはNP-W126S。ノーマルモードで約305枚、エコノミーモードで約390枚を撮影可能。

外形寸法は123.8×84×48.8mm。重量は約389g（バッテリー、メモリーカードを除く）。