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Map Cameraの6月ランキングで「X-T50」が初登場1位…2位に“倍以上の差”

シュッピン株式会社は7月13日(土)、カメラ専門店「Map Camera」のECサイトおよび、店頭における2024年6月1日(土)~6月30日(日)の新品・中古デジタルカメラ売り上げランキングを発表した。

新品デジカメ販売月間ランキング

X-T50

1位:X-T50
2位:LUMIX S9
3位:α7C II
4位:Zf
5位:X100VI
6位:Z8
7位:α7 IV
8位:α7R V
9位:EOS R6 Mark II
10位:GFX100S II

富士フイルムのミラーレスカメラ「X-T50」が初登場1位を獲得。発売は6月28日(金)で、2位に倍以上の差をつけたという。Map Cameraでは初回入荷が潤沢で、順調に販売数を伸ばせたとしている。同ランキングでは3月と5月に「X100VI」が、4月に「X-T5」が1位を獲得しており、これで4カ月連続で富士フイルム機が首位となった。

6月20日(木)発売の「LUMIX S9」は2位にランクインした。ボディ単体とズームレンズキットの計3タイプを用意する同機。Map Cameraではボディ単体の販売数が両レンズキットの合計販売数よりも上回ったという。Lマウントユーザーの買い替えや、サブ機としても注目を受けたようだと同社は分析している。

3位にはソニーの「α7C II」がランクイン。6月21日(金)にスタートしたキャンペーン「αサマーキャッシュバックキャンペーン2024」の対象にもなっている。ソニー機はこのほか、「α7 IV」が7位を、「α7R V」が8位を獲得しており、計3機種のランクインとなった。

ニコンのフルサイズミラーレカメラ「Zf」が4位を獲得した。6位には「Z8」もランクインしており、ニコンからは計2機種がトップ10入りを果たした。「Z8」においては6月28日(金)にスタートした「Nikon Creators 応援サマーキャンペーン2024」の対象に含まれており、次月のランキングではさらに上位に進出するチャンスがあるとMap Cameraはコメントしている。

中古デジカメ販売月間ランキング

α7 III

1位:α7 III
2位:Zfc
3位:α7C
4位:X-T5
5位:Zf
6位:α6400
7位:Z6II
8位:GR III
9位:OM-1
10位:α7R III
10位:Z50

5カ月連続で中古ランキングを制したのはソニーのミラーレスカメラ「α7 III」。ソニーはこのほか、3位に「α7C」、6位に「α6400」、同10位に「α7R III」と計4機種がランクインした。

ニコンのAPS-C機「Zfc」が3カ月連続となる2位を獲得した。高い人気を維持しているが、首位の「α7 III」とは在庫数の差があり、それが順位に表れているという。ニコンはこのほか、「Zf」が5位に、「Z6II」が7位に、「Z50」が10位にランクインしている。

新品の注文受付けが停止中となっているリコーイメージングのレンズ一体型カメラ「GR III」が8位を獲得。9位に入ったOMデジタルソリューションズの「OM-1」は、2月に後継機のOM-1 Mark IIが登場して以来、中古ランキングのトップ10を維持している。

本誌:宮本義朗