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「FUJIFILM X-H2S」が初登場1位。APS-C機がTOP3独占

マップカメラの7月ランキング

シュッピン株式会社は8月12日、カメラ専門店「Map Camera」のECサイトおよび、店頭における2022年7月1日~7月31日の新品・中古デジタルカメラ売り上げランキングを発表した。

新品デジカメ販売月間ランキング

FUJIFILM X-H2S

1位:富士フイルム X-H2S
2位:キヤノン EOS R7
3位:キヤノン EOS R10
4位:ソニー α7 IV
5位:ソニー VLOGCAM ZV-E10
6位:キヤノン EOS RP
7位:リコーイメージング RICOH GR IIIx
8位:キヤノン EOS R5
9位:キヤノン EOS R6
10位:ニコン Z 9

7月14日に発売した富士フイルムの「FUJIFILM X-H2S」が初登場で1位を獲得した。富士フイルムのカメラが同ランキングで1位を獲得するのは、2021年11月の「X-S10」以来。同社では発売前から多くの予約を受けていたが、発売後も供給状態は安定しているという。

キヤノンのAPS-Cミラーレスカメラ「EOS R7」が2位にランクイン。同じく「EOS R10」が3位に続いている。EOS R10については同店舗では上位機種のサブカメラとして購入する人が多いという。キヤノンはこのほか、フルサイズ機の「EOS RP」が6位、「EOS R5」が8位、「EOS R6」が9位を獲得し、計5機種がランクイン。「EOS R3」もランク外だが11位に位置している。

4位はソニーのフルサイズミラーレスカメラ「α7 IV」。3位のEOS R10とは僅差だったという。ソニーのカメラはこのほか、APS-C機の「VLOGCAM ZV-E10」が5位に続いている。VLOGCAM ZV-E10は、同社では先月から供給が安定した状態が続いているという。

リコーイメージングのレンズ一体型カメラ「RICOH GR IIIx」が7位を獲得。ニコンからはフルサイズミラーレスカメラ「Z 9」が10位にランクインしている。

中古デジカメ販売月間ランキング

ソニー α7 III

1位:ソニー α7 III
2位:キヤノン EOS R6
3位:富士フイルム X-S10
3位:キヤノン EOS 7D Mark II
5位:キヤノン EOS RP
6位:キヤノン EOS R
7位:富士フイルム X-T4
8位:ニコン D750
9位:ソニー α7R III
10位:OMデジタルソリューションズ OM-D E-M1 Mark II
10位:ニコン Z 6

中古部門の1位は、11カ月連続でソニーの「α7 III」が獲得した。ソニーのカメラはこのほか、「α7R III」が9位にランクインしている。

3位の富士フイルム「X-S10」は、依然として新品の供給不足が続いているという。それにより、中古の商品数も品薄状態だという。富士フイルムのカメラは「X-T4」が7位にランクイン。ランク外には、こちらも新品の供給不足が続いているという「X-E4」が13位となっている。

キヤノンの「EOS R6」が2位にランクイン。新品との価格差はまだ大きくないが、同社は値引きセールやネット限定のポイント5倍セールが後押しとなって販売数を伸ばしたと分析している。キヤノンはこのほか、APS-C一眼レフカメラ「EOS 7D Mark II」が3位を獲得。同社は、「フルサイズモデルのCanon一眼レフ機のランクインはコンスタントにありましたが、APS-C機は本当に久しぶり」とコメントしている。

また、フルサイズミラーレスカメラ「EOS RP」が5位を、「EOS R」が6位を獲得。キヤノンのカメラは計4機種のランクインとなった。

ニコンの一眼レフカメラ「D750」が8位を獲得。同機は3カ月連続のランクインで、同店舗での問い合わせも多く、安定した人気を維持しているという。フルサイズミラーレスカメラ「Z 6」は10位にランクインした。

同率10位には、OMデジタルソリューションズのマイクロフォーサーズ機「OM-D E-M1 Mark II」がランクインしている。

本誌:宮本義朗