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「OM SYSTEM OM-1」が初登場1位を獲得。Map Cameraの3月ランキング

マイクロフォーサーズ機「LUMIX GH6」も新品3位に

シュッピン株式会社は4月11日、カメラ専門店「Map Camera」のECサイトおよび、店頭における2022年3月1日~3月31日の新品・中古デジタルカメラ売り上げランキングを発表した。

新品デジカメ販売月間ランキング

OMデジタルソリューションズ OM SYSTEM OM-1

1位:OMデジタルソリューションズ OM SYSTEM OM-1
2位:ソニー α7 IV
3位:パナソニック LUMIX GH6
4位:ニコン Z 9
5位:キヤノン EOS R6
6位:キヤノン EOS RP
7位:キヤノン EOS R5
8位:富士フイルム X-E4
9位:富士フイルム X-T4
10位:富士フイルム X-S10

3月18日に発売したOMデジタルソリューションズの「OM SYSTEM OM-1」が初登場で新品1位を獲得した。マイクロフォーサーズカメラで新品部門にランクインするのはパナソニックの「LUMIX GH5II」(2021年6月)以来で、なおかつ1位を獲得したとなると、かなり古くまで遡っても確認できなかったと同社はコメントしている。発売時から予約・注文が多く、現在では取り寄せ状態となっているという。

同じくマイクロフォーサーズ機のパナソニック「LUMIX GH6」が3位にランクインした。プロの動画制作にも活用できるという機能を多く搭載したカメラだが、同社ではプロに限らず幅広い層のユーザーから予約があったという。

2位を獲得したのは、3カ月連続で1位だったソニーの「α7 IV」。同社では一定数の入荷があるもののそれを上回る注文があり、供給不足の状態からは抜け出せていないという。4位にランクインしたニコンの「Z 9」についても同様の状況だとしている。

キヤノンの「EOS R6」が5位、「EOS RP」が6位、「EOS R5」が7位を獲得した。R6とRPについては5月19日まで開催中のキャッシュバックキャンペーンの対象となっている。R5については同キャンペーンの対象外だが、同社では依然として人気が高く、特に一眼レフカメラからの買い替えや他メーカーからの乗り換えをするユーザーが多いという。前回3位だった「EOS R3」はランク外の12位だった。

富士フイルムの「X-E4」が8位に、「X-T4」が9位に、「X-S10」が10位にランクインした。同社は、富士フイルムのカメラ供給量が安定してきたことに加えて、レンズメーカーが富士フイルムXマウントに参入してきたことも影響したと分析している。

中古デジカメ販売月間ランキング

ソニー α7 III

1位:ソニー α7 III
2位:リコーイメージング RICOH GR III
3位:ソニー α7R III
4位:キヤノン EOS RP
4位:キヤノン EOS 5D Mark III
6位:OMデジタルソリューションズ OM-D E-M1 Mark III
7位:ソニー α7C
8位:OMデジタルソリューションズ OM-D E-M1 Mark II
9位:キヤノン EOS R6
10位:ソニー α7R IV

中古部門1位は7カ月連続でソニー「α7 III」が獲得した。ソニーのカメラはこのほか、「α7R III」が3位に、「α7C」が7位に、「α7R IV」が10位にランクインしている。

同率4位にキヤノンの2機種、ミラーレスカメラ「EOS RP」と一眼レフカメラ「EOS 5D Mark III」が並んだ。RPと同じく、新品部門にもランクインした「EOS R6」も9位に名を連ねている。

マイクロフォーサーズ機からは、OMデジタルソリューションズの「OM-D E-M1 Mark III」が6位に、「OM-D E-M1 Mark II」が8位にランクインした。

本誌:宮本義朗