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「EOS RP」が新品部門1位を獲得。発売から3年を経て“初の首位”
Map Cameraの4月ランキング
2022年5月23日 09:00
シュッピン株式会社は5月13日、カメラ専門店「Map Camera」のECサイトおよび、店頭における2022年4月1日~4月30日の新品・中古デジタルカメラ売り上げランキングを発表した。
新品デジカメ販売月間ランキング
1位:キヤノン EOS RP
2位:キヤノン EOS R6
3位:富士フイルム X-E4
4位:キヤノン EOS R5
5位:パナソニック LUMIX GH6
6位:OMデジタルソリューションズ OM SYSTEM OM-1
7位:ニコン Z 9
8位:ニコン Z fc
9位:ニコン Z 6II
10位:ソニー FX3
キヤノンのフルサイズミラーレスカメラ「EOS RP」が、発売から3年を経て初めて1位を獲得した。発売(2019年3月)から1位獲得までこれだけ期間が空いたのは、同社のランキングにおいても前代未聞だという。同社では、同じくフルサイズ機のEOS R5/R6のサブ機として、またはフルサイズミラーレスの入門機として注目されていたとコメント。なお、発売当時はリコーイメージングの「GR III」が1位で、EOS RPが2位だったという。
2位を獲得したのは同じくキヤノンの「EOS R6」。発売から1年半以上が経過しているが、同社ではますます人気が高まっているという。このほかキヤノンのカメラは「EOS R5」が4位にランクイン。ランク外だが、「EOS R」も14位に位置している。
3位は富士フイルムの「X-E4」。同社では、“お取り寄せ状態”に陥りやすい状況ではあるが、供給数が増えてきているという。
マイクロフォーサーズ機はパナソニック「LUMIX GH6」が5位にランクイン。このほか前回1位のOMデジタルソリューションズ「OM SYSTEM OM-1」が6位に続いた。
ニコンからは「Z 9」が7位に、「Z fc」が8位に、「Z 6II」が9位にランクインしている。Z 9については、同社ではまとまった入荷があるものの、予約していた全員に行き渡るには長期の時間が必要としている。
ソニーからは唯一、動画制作向けの「FX3」が10位にランクインした。同社ではハイアマチュアや海外のユーザーからも問い合わせが多いという。
中古デジカメ販売月間ランキング
1位:ソニー α7 III
2位:ソニー α7C
3位:OMデジタルソリューションズ OM-D E-M1 Mark III
4位:ソニー α7R III
4位:OMデジタルソリューションズ OM-D E-M1 Mark II
6位:OMデジタルソリューションズ OM-D E-M1X
7位:ソニー α6400
8位:富士フイルム X-S10
8位:キヤノン EOS 5D Mark III
10位:キヤノン EOS R
中古部門ではソニーがワンツーを獲得。「α7 III」が1位に、「α7C」が2位にランクインした。α7 IIIにおいては、中古部門で8カ月連続の首位獲得となっている。このほか「α7R III」が4位、「α6400」が7位を獲得しており、ソニーのカメラは計4機種がランクインする結果となった。
OMデジタルソリューションズのカメラが3機ランクイン。「E-M1 Mark III」が3位を、「E-M1 Mark II」が同率4位、「E-M1X」が6位を獲得している。フルサイズ機のユーザーが、それとは別にマイクロフォーサーズでもシステムを組むケースが見られると、同社はコメントしている。
キヤノンからは、一眼レフカメラ「EOS 5D Mark III」が8位に、「EOS R」が10位にランクインしている。