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360度カメラ「THETA SC2」がランクインしたMap Camera5月ランキング。ライカQ2も10位に

シュッピン株式会社は6月14日、カメラ専門店「Map Camera」のECサイトおよび、店頭における2022年5月1日~5月31日の新品・中古デジタルカメラ売り上げランキングを発表した。

新品デジカメ販売月間ランキング

ソニー α7 IV

1位:ソニー α7 IV
2位:キヤノン EOS R6
3位:ニコン Z 9
4位:リコー THETA SC2
5位:パナソニック LUMIX GH6
6位:ニコン Z 6II
7位:リコーイメージング RICOH GR IIIx
8位:キヤノン EOS RP
9位:ニコン Z fc
10位:ライカ Q2

新品部門で1位を獲得したのはソニーの「α7 IV」。在庫不足のため先月はランキング外だった本機だが、まとまった数の入荷があり2位に大差をつけての首位獲得だったという。

2位は先月と同じくキヤノンの「EOS R6」。先月のランキングで発売から3年を経て初の首位となった「EOS RP」は8位にランクイン。EOS RPは人気が高まり、同社では品薄状態になっているという。

ニコンのフルサイズミラーレスカメラ「Z 9」は3位にランクイン。まとまった入荷があり、前回の7位からランクアップ。ただし、依然として事前予約分は供給できていない状態としている。ニコンはこのほか、6位に「Z 6II」、9位に「Z fc」がランクイン。「Z 7II」はランク外の11位だった。

4位にランクインしたのはリコーの360度カメラ「THETA SC2」。店頭での問い合わせ・購入よりもWebでの購入が多かったという。5位を獲得したのはマイクロフォーサーズ機「LUMIX GH6」。同じくマイクロフォーサーズ機の「OM SYSTEM OM-1」はランク外の14位だった。

10位にはライカのレンズ一体型カメラ「ライカQ2」がランクイン。2019年3月に発売したカメラで、同ランキングに入るのは同年7月以来だという。ライカの価格改定(5月10日)を前に、駆け込みで購入・予約をする人が多かったようだと同社はコメントしている。

中古デジカメ販売月間ランキング

ソニー α7 III

1位:ソニー α7 III
2位:キヤノン EOS RP
3位:リコーイメージング RICOH GR III
4位:キヤノン EOS 5D Mark III
5位:ソニー α7C
6位:ソニー α7 II
7位:富士フイルム X-T4
8位:OMデジタルソリューションズ OM-D E-M1 Mark II
9位:ニコン D750
10位:キヤノン EOS 6D Mark II

ソニーの「α7 III」が9カ月連続で中古部門1位を獲得した。なお、同機の新品が供給不足となったため中古価格が少し上がったことにより、これまでの月と比べると販売数は伸びなかったという。ソニーはこのほか、「α7C」が5位、「α7 II」が6位にランクインしている。

2位はキヤノンの「EOS RP」。先月の新品部門で1位を獲得した同機は、同社では入荷が不足がちとなっており、そのため中古での販売が伸びたという。

一眼レフカメラが3機種ランクイン。キヤノンの「EOS 5D Mark III」が4位、同じく「EOS 6D Mark II」が10位を、ニコンの「D750」が9位を獲得した。

新品部門でランクインのなかった富士フイルムからは、「X-T4」が7位を獲得した。同社では富士フイルム製品の新品は軒並み供給不足となっているが、中古の品数も減っている状態だという。

本誌:宮本義朗