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キヤノンEOS R7が初登場1位。マップカメラの6月ランキング

ソニーα7 IIIは10カ月連続で中古首位

シュッピン株式会社は7月12日、カメラ専門店「Map Camera」のECサイトおよび、店頭における2022年6月1日~6月30日の新品・中古デジタルカメラ売り上げランキングを発表した。

新品デジカメ販売月間ランキング

キヤノン EOS R7

1位:キヤノン EOS R7
2位:ソニー α7 IV
3位:キヤノン EOS RP
4位:ソニー VLOGCAM ZV-E10
5位:キヤノン EOS R6
6位:キヤノン EOS R5
7位:ニコン Z 9
8位:OMデジタルソリューションズ OM SYSTEM OM-1
9位:ニコン Z 6II
10位:リコー THETA SC2

EOS Rシステムで初のAPS-Cセンサー搭載機、キヤノンの「EOS R7」(6月23日発売)が初登場1位を獲得した。製品の発表後、同社ではすぐに注文が殺到。初回入荷分としてはまとまった数量が入ったが、現在では納期未定の取り寄せ状態になっているという。キヤノンはこのほか、3位に「EOS RP」、5位に「EOS R6」、6位に「EOS R5」がランクインしている。

前月1位だったソニーのフルサイズミラーレス機「α7 IV」が2位を獲得。本格的なカメラは初めてという人や、他メーカーからの乗り換えをする人など、幅広く支持を得ているという。また、同じくソニーの「VLOGCAM ZV-E10」が4位にランクイン。同機がランク入りするのは昨年12月以来で、メーカーの注文受付けが6月末に再開したことが影響したと同社はコメントしている。

ニコンのフラッグシップミラーレスカメラ「Z 9」が7位にランクイン。同社では一定数の入荷があるが、注文数も日々増えている状況にあり、納品までかなり時間を要する状態という。ニコンはこのほか「Z 6II」が9位にランクイン。「Z 7II」は13位に、「Z fc」は14位に位置している。

OMデジタルソリューションズの「OM SYSTEM OM-1」は8位で2カ月ぶりのランクイン。リコーの360度カメラ「THETA SC2」(前月4位)は10位にランクインしている。

中古デジカメ販売月間ランキング

ソニー α7 III

1位:ソニー α7 III
2位:富士フイルム X-T4
3位:キヤノン EOS RP
4位:リコーイメージング RICOH GR III
5位:富士フイルム X-S10
6位:キヤノン EOS R
7位:ソニー α7C
8位:富士フイルム X-T3
9位:ニコン D750
10位:キヤノン EOS 5D Mark III

ソニーの「α7 III」が中古部門で10カ月連続となる首位を獲得した。同社では「α7 IV」の供給が安定してきたこともあり、中古価格が下がってきているのが要因だと分析している。ソニーはこのほか「α7C」が7位にランクインした。

富士フイルムのカメラが3機種ランクイン。「X-T4」が2位、「X-S10」が5位、「X-T4」が8位を獲得。ランク外だが「X-E4」も11位に位置している。同社によるとメーカー側の供給状況も影響し、富士フイルムは2カ月連続で新品部門からランク外となっている。

キヤノンの「EOS RP」が新品部門と同様に3位を獲得。同じく「EOS R」が6位に、一眼レフカメラ「EOS 5D Mark III」が10位にランクインした。

ニコンの一眼レフカメラ「D750」が9位にランクインした。

本誌:宮本義朗