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シグマ、“Iシリーズ”最広角の「20mm F2 DG DN|C」。9.7万円
フルサイズ対応・ソニーE/ライカL用
2022年2月9日 21:34
株式会社シグマは、フルサイズミラーレスカメラ用の交換レンズ「20mm F2 DG DN|Contemporary」を2月25日に発売する。対応マウントはソニーE、ライカL。希望小売価格はいずれも税込9万7,900円。
ミラーレスカメラ向けの交換レンズとして、高い光学性能とコンパクトさ、所有する喜びを追求するという“プレミアムコンパクトプライム”のIシリーズに属するレンズ。本モデルは同シリーズにおいて最広角にあたる焦点距離20mmをカバー。これにより、同シリーズのラインアップが20mm F2、24mm F2、24mm F3.5、35mm F2、45mm F2.8、65mm F2、90mm F2.8の7本となった。
レンズ構成は11群13枚。FLD1枚、SLD1枚、非球面3枚を使用して諸収差を抑制。画面中心から周辺までクリアでシャープな描写を実現しているという。また、サジタルコマフレアを抑制することで点像再現性を高めた。このほか、スーパーマルチレイヤーコートとナノポーラスコーティングの採用により、フレアやゴーストにも配慮している。
外装はIシリーズ共通仕様の金属製。切削アルミニウムによる剛性感と高い耐久性は、製品自体の品位向上にも寄与すると訴求している。鏡筒は簡易防塵防滴構造を採用した。
絞り羽根の枚数は9枚。最小絞りはF22。最短撮影距離は22cm。最大撮影倍率は1:6.7。AF駆動はステッピングモーター。フォーカシングはDMFやAF+MFに対応する。
フィルター径は62mm。Iシリーズでは24mm F2、65mm F2と共通。
最大径×全長は70×72.4mm、重量は370g(Lマウント用)。花形フードと通常のフロント/リアキャップのほかに、マグネット式メタルキャップも付属する。