ニュース
シグマ、大口径になった広角単焦点「24mm F2 DG DN | Contemporary」。ライカL/ソニーE用・8.5万円
2021年9月9日 21:36
株式会社シグマは、フルサイズミラーレスカメラ用交換レンズ「24mm F2 DG DN|Contemporary」を9月24日に発売する。希望小売価格は8万5,800円(税込)。Lマウント用、ソニーEマウント用を用意している。
高い光学性能とコンパクトさの両立や、所有感を満たすことを目指した“プレミアムコンパクトプライム”として訴求している「Iシリーズ」に属する単焦点レンズ。同シリーズで開放F値2.0のレンズは35mm、65mmが発売済みで、本レンズがこのラインアップに加わることになる。なお、同じ焦点距離をもつ「24mm F3.5 DG DN|Contemporary」も同シリーズに属する製品として発売済み。
レンズ構成は11群13枚。SLDガラス2枚、FLDガラス1枚を使用して軸上色収差を補正。非球面レンズ2枚を採用し、諸収差を抑制しながら、レンズ枚数を削減してレンズ本体の小型化を実現しているという。また、サジタルコマフレアも抑制しており、星景・夜景撮影においても活用できるとしている。
AF駆動はステッピングモーター。フォーカシングはDMFやAF+MFに対応する。絞り羽根の枚数は9枚。最小絞りはF22。最短撮影距離は24.5cm。最大撮影倍率は1:6.7。
外装は金属製(Iシリーズ共通仕様)。操作リングと内部の構造体にも金属素材を採用した。また、フォーカスリングと絞りリングの間に配置されたカバーリングには、Artラインのレンズにも採用されているヘアライン加工を施しており、レンズ着脱時の指掛かりとしても機能するという。鏡筒は簡易防塵防滴構造としている。
最大径×全長は70×72mm。重量は365g(数値はいずれもLマウント用)。フィルター径は62mm。
なお、「24mm F3.5 DG DN | Contemporary」の最大径×長さは64×48.8mm。重量は225g(数値はいずれもLマウント用)。フィルターサイズは55mm。最短撮影距離は10.8cm。最大撮影倍率は1:2。
製品には花型フード「LH656-02」(単品税込1万1,000円)、マグネット式メタルキャップ「LCF62-01M」(単品税込1,925円)が付属している。