ニュース

シグマ、ミラーレス用の“プレミアムコンパクトプライム”に加わる中望遠「90mm F2.8 DG DN | C」。約8.5万円

シグマは、交換レンズ「SIGMA 90mm F2.8 DG DN」のLマウント用とソニーEマウント用を9月24日に発売する。希望小売価格は税込8万5,800円。

ミラーレスカメラ向けの交換レンズとして、機能、サイズ感、光学性能、所有する満足感の追求を掲げる“プレミアムコンパクトプライム”の「Iシリーズ」に加わる1本。同シリーズは24mm F2(同日発表)、24mm F3.5、35mm F2、45mm F2.8、65mm F2を含めて6本となる。

今回新たに加わる24mm F2と90mm F2.8の2本についても、切削アルミニウムの外装パーツによる耐久性と剛性感、金属素材を用いた操作リングや内部摺動パーツによる高い質感を継承しているという。別売のSIGMA USB DOCKによる機能カスタマイズにも対応する。

本レンズは主題を引き立てるという90mmの画角を持ち、単焦点ならではというボケ味や、50cmという最短撮影距離(最大撮影倍率1:5)による撮影の自由度を特徴としている。

レンズ構成は10群11枚(SLD5枚、非球面1枚を含む)。カメラ側の補正機能も活用して高画質化と小型軽量化を目指し、光学設計ではカメラ側で補正できない軸上色収差を中心に抑えたという。

青がSLD、赤が非球面

AF駆動にはステッピングモーターを使用。静粛かつ高速で、動画撮影にも適するとしている。

フィルター径は55mm。同じIシリーズの24mm F3.5、45mm F2.8と共通。

最大径×長さと重量は、64×59.7mm・295g(数値はLマウント用)。丸型フードとフロントキャップ(通常品とマグネット式の2つ)、リアキャップを同梱する。

同梱の「フード LH576-02」(単品価格は税込1万1,000円)
本誌:鈴木誠