シグマ20mm F2 DG DN｜Contemporary

20mm F2 DG DN｜Contemporaryをα7 IIIに装着したところ

20mmという広い画角をコンパクトなサイズで実現した単焦点レンズ。35mmフルサイズに対応している。今回試用したのはソニーEマウント（2月25日発売）。本稿執筆時点の実勢価格は税込8万8,000円前後となっている。

外観

側面

前面

絞りリング

フォーカモードスイッチ

同梱のフード

フード装着時

主な仕様

名称：20mm F2 DG DN｜Contemporary
発売日：2022年2月25日
実勢価格（税込）：8万8,000円前後
マウント：Lマウント/ソニーEマウント
レンズ構成：11群13枚
最短撮影距離：22cm
最大撮影倍率：1:6.7
フィルター径：62mm
最大径×長さ：70×74.4mm（ソニーEマウント用）
重量：370g

作例

掲載写真はカメラで記録したJPEG画像。レンズ補正（周辺光量補正、倍率色収差補正、歪曲収差補正）は全て「オート」にしている。

α7 III / マニュアル（F5.6・1/400秒）/ ISO 100

F5.6に絞り込み、パンフォーカスでスナップ的にシャッターを切った。超広角域だが、遠くの看板の文字なども鮮明に読める解像力だ。

α7 III / マニュアル（F11・1/320秒）/ ISO 100

空を多めに入れて広角レンズらしい広がりを出した。建物を画面隅に配置しているが、流れたりせずにしっかりと描写されている。

α7 III / マニュアル（F8・1/125秒）/ ISO 100

案内板をほぼ最短撮影距離で撮った。ピント位置は鮮明な描写で、近接も安心して使える。このように、背景が広く入る広角マクロ的な撮り方も面白い。

α7 III / マニュアル（F2・1/5,000秒）/ ISO 100

逆光のシーンだが目立ったゴーストやフレア、コントラストの低下は無し。前後のボケが自然で違和感がないのもいい。ピント位置の解像力も良く、絞り開放から安心して使える。

α7 III / マニュアル（F11・1/200秒）/ ISO 100

標準ズームレンズでは味わえない画角の広さが魅力で、都市スナップにもうってつけ。遠くのクレーンのワイヤー1本1本までしっかり描写されていた。