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シグマ、フルサイズミラーレス用“Iシリーズ”最広角の「17mm F4 DG DN | Contemporary」
2023年4月3日 21:32
株式会社シグマは、交換レンズ「SIGMA 17mm F4 DG DN | Contemporary」を4月21日に発売する。希望小売価格は税込9万7,900円。ソニーE、Lマウント用をラインアップする。
フルサイズミラーレスカメラ用交換レンズとして、高い光学性能とコンパクトさに加え、“所有する喜び”を追求したIシリーズに属するモデル。同シリーズはすでに20mm F2、24mm F2、24mm F3.5、35mm F2、45mm F2.8、65mm F2、90mm F2.8を発売済みで、本レンズおよび同日発表の「50mm F2 DG DN | Contemporary」を合わせて計9本のラインアップとなった。
レンズ構成はSLD2枚、非球面レンズ3枚を含む8群9枚。イメージセンサーに近い最後尾にも非球面レンズを配置することで、諸収差を補正しつつ本体を小型化。フロントが大きくなりがちな超広角レンズにおいて、フィルター径55mmを実現したとしている。
同社は、最短撮影距離が12cmと短いことも本レンズの特徴だとアピール。強いパースペクティブを活かした画作り、小型軽量を活かした手持ちでの自分撮りなどに活用できると訴求する。
絞り羽根の枚数は7枚(円形絞り)。最小絞りはF22。最大撮影倍率は1:3.6。
AF駆動はステッピングモーター。フォーカシングはDMFやAF+MFに対応する。
スーパーマルチレイヤーコートを採用しており、フレアやゴーストに配慮した設計としている。
対応カメラとの組み合わせにおいて、「レンズ光学補正」機能にも対応する。ソニーE用はAFアシスト機能に、Lマウント用はフォーカスリングのリニア/ノンリニア設定の切換えに対応する。
外装はIシリーズ共通仕様の金属製。切削アルミニウムにより剛性感と高い耐久性を確保した。操作リングと摺動する内部の構造体にも金属素材を使用している。
マグネット式メタルキャップ(LCF55-01M)、花形フード(LH576-03)が付属する。
外形寸法はφ64.0×48.8mm。重量は225g。