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「SILKYPIX Developer Studio Pro11/11」にmacOS版が登場。1月31日までキャンペーン価格

市川ソフトラボラトリーは1月27日、RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio Pro11/11」(ダウンロード版)のmacOS版を発売した。希望小売価格(税込)はPro11(プロフェッショナル版)が2万2,000円、11(スタンダード版)が1万3,200円。従来バージョンやバンドル製品からのアップグレード価格も設定されている。1月31日まで発売記念キャンペーンを実施しており、Pro11は1万9,800円、11は9,900円(いずれも税込)で購入できる。

SILKYPIXシリーズの最新版となるRAW現像ソフト。同シリーズの発売以降では初というRAW現像エンジンの改良により、デモザイク処理技術を刷新。同社は、従来版よりも「高画質なRAW現像ソフトに生まれ変わりました」と訴求している。なお、Windows版は12月9日に発売済み。

プロフェッショナル版では、新しくなったデモザイク処理技術をいかした「超解像」合成と、「多重露光(動体)」合成の2つの機能が追加された。このほか、iPhoneのApple ProRAWで撮影されたDNGデータに含まれる領域情報(Semantic Masks)への対応などが追加されている。

プロフェッショナル版およびスタンダード版共通の進化点として、「ファインカラーコントローラ」に「詳細モード」が追加された。従来バージョンより色相や彩度の細かい調整や、全く違う色への大胆な変更にも対応するという。また、調子の調整項目に「白レベル」が追加されたほか、サムネイルの絞り込み検索機能の追加などが盛り込まれている。

本誌:宮本義朗