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中原一雄さん監修のロールトップバッグ「Endurance Ext」をII型にリニューアル。600mmクラスの超望遠レンズの収納に対応

ビーハーフ株式会社は5月26日、フォトグラファー・中原一雄さんが監修するロールトップデザインのカメラバッグ「Endurance Ext」をII型にリニューアル(Endurance カメラバッグ ExtII)した。カラーはブラックのみで、販売価格は1万6,800円(税込)。

2気室構造は維持したまま、機能性とデザインをアップデートしたとしており、600mmクラスの超望遠レンズの縦収納に対応したほか、機材収納部にマチ拡張を採用するなど、使い勝手の向上と収納量の拡大を両立したデザインとなっている。

超望遠レンズの縦収納には収納部の上下で間仕切りを可変式にすることで機材収納部を拡張できる仕様とすることで対応しているという。

また、正面側のポケット部下側に設けられたジッパーの開閉により機材収納部の奥行を約5.5cm拡大できる構造を採用。600mmクラスのレンズ収納に対応するほか、F2.8のいわゆる大三元レンズとバッテリーグリップを装着した一眼レフカメラの収納にも対応できるようになっているという。“機材収納部を拡張する”というアイデアは、「Endurance シューティングマルチカメラバッグ」でも採用されていたが、本アップデートでも中原さんの「カメラバッグによって使うカメラ機材を変えるのではなく、同じカメラ機材のままで使うカバンを変えたい」という考えを受けて改修が施されているのだという。

機材収納部へのアクセスは側面と正面の2カ所から行えるデザインとなっており、収納機材や利用シーンにあわせた使い分けに対応。また、ウェストベルトを備えるなど、重量機材の持ち運びへの配慮も盛り込まれている。

背面側クッションも長時間背負い続けるシーンに配慮してクッション性と通気性を強化したとしており、またキャリーバッグのハンドル部に固定するためのベルトも備えた。

このほか、ノートパソコン収納部も設けられており、薄型の15インチの収納に対応。また、バッグ側面に伸縮性のあるポケットを装備。500mlのペットボトルの収納にちょうどいいサイズだとしており、バックベルトを併用することで縮長が60cmほどの三脚の持ち運びにも対応できるとしている。

メイン生地は900Dポリエステルに変更。旧モデル比で剛性が向上したほか、モノトーンのアーガイル地により、デザイン性も追求したものに刷新したという。また、ファスナーにはYKK製を用いるなど、快適性も追求。リニューアルにあわせてタグデザインにも変更が加えられている。

外形寸法(約)はW285×H430(最高約630mm)×D175mmで、機材収納部の内寸実測値(約)はW250×H245×D125mm(エクスパンション解放時は約180mm)。重量は約1.75kg。レインカバーも付属する。

機材収納例

EOS R5、RF15-35mm F2.8 L IS USM、RF24-70mm F2.8 L IS USM、RF70-200mm F2.8 L IS USM、RF35mm F1.8 MACRO IS STM、RF85mm F2 MACRO IS STM(フードなし)
α7R IV、FE 70-200mm F4 G OSS、FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS
α7R IV、FE 24-70mm F2.8 GM、FE 16-35mm F2.8 GM、FE 70-200mm F4 G OSS、FE 35mm F1.8、Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA(フードなし)

本誌:宮澤孝周