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中原一雄さん監修のカメラバッグ「Endurance」が豊岡鞄とコラボ

ビーハーフ株式会社は、プロカメラマンの中原一雄さんとコラボレーションしたカメラバッグの新製品「豊岡鞄×Endurance カメラバッグ」を4月26日に発売した。価格は税込3万9,800円。

中原一雄さんが監修するカメラバッグシリーズ「Endurance」の最新モデル。鞄の生産で知られる兵庫県豊岡市の地域ブランド「豊岡鞄」とのコラボで生まれた。2021年に発売した「Endurance ExtII」をベースとして、部材や縫製に拘りぬき機能を追加した高品質モデルになるという。

変更点としては、近年のモバイルバッテリーからのカメラ充電ニーズを考慮し、上部フロントポケットと内部気室が貫通するコードホールを装備。

また、自動車のタイヤのゴム層に鋳込まれるなど、強力な剛性を特徴とするビートテックス生地を外装生地として採用した。

なお、使用するビートテックス生地を検査機関で試験したところ、引裂強度に関しては64.0N以上(QTEC基準15.0N以上)を確認。摩耗試験においては、2,000回の摩耗でも生地の損傷無しとの結果が得られたという。

加えて、生地や部材の見直しなどを行った結果、重量は1.48kgと軽量化された(ExtIIブラックカラーの重量は1.75kg)。

合格率5割程という豊岡鞄認定審査の合格製品にのみ与えられる「豊岡鞄専用保証書」が付いており、製造企業の責任における欠陥については交換および、無償修理を含め対応していくという。

主な仕様

  • 容量:約12L(最大約18L)
  • 上部気室容量:約3~8L
  • 外形寸法:約285×175×430mm(最高630mm)
  • カメラ機材収納部寸法(実寸値):約250×245×125mm
  • 重量:約1.48kg
飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。