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ライカ、Lマウント大口径標準ズーム「バリオ・エルマリートSL f2.8/24-70mm ASPH.」35.2万円

ライカSL2/SL2-Sとのセットも

ライカカメラジャパンは、Lマウントレンズ「ライカ バリオ・エルマリートSL f2.8/24-70mm ASPH.」を5月下旬に発売する。希望小売価格は税込35万2,000円。

35mmフルサイズ対応の大口径標準ズームレンズ。さまざまな撮影シーンに対応し、クローズアップ撮影から動画撮影まで活躍するという標準ズームレンズ。ズーム全域で開放F2.8としながら、コストパフォーマンスに優れる点も特徴としている。

なお、本レンズを組み合わせたレンズキットも展開する。それぞれの希望小売価格は、ライカSL2-Sとのセットが税込93万5,000円、ライカSL2とのセットが税込115万5,000円。

レンズ構成は15群19枚で、両面非球面レンズ3枚と9枚の異常部分分散ガラスを含む。絞り羽根は11枚。最短撮影距離は広角端で18cm、望遠端で38cm。

AF駆動はステッピングモーターを用いており、高速・高精度で静音性に優れるとしている。手ブレ補正機能は省略し、コンパクトなレンズとした。鏡筒は金属製で、防塵防滴性能を有する。

最大径×全長と重量は、約88×123mm・約856g。レンズフード装着時は同97×153mm・約906g。フィルターサイズはE82。

ライカのLマウント標準ズームレンズ(35mmフルサイズ対応)には「ライカ バリオ・エルマリートSL f2.8-4/24-90mm ASPH.」(2015年11月発売。税込68万2,000円)がある。また、Lマウントアライアンス各社の“24-70mm F2.8”レンズには、パナソニックの「LUMIX S PRO 24-70mm F2.8」(2019年9月発売。税込30万2,500円)、シグマの「24-70mm F2.8 DG DN | Art」(2019年12月発売。税込14万8,500円)がある。

本誌:鈴木誠