ニュース

キヤノン、ボケ描写を変えられるマクロレンズ「RF100mm F2.8 L MACRO IS USM」

最大撮影倍率は1.4倍に

キヤノンは、RFマウント交換レンズ「RF100mm F2.8 L MACRO IS USM」を7月下旬に発売する。価格はオープン。キヤノンオンラインショップでの販売予定価格(税込)は18万1,500円。

一眼レフカメラ用レンズ「EF100mm F2.8L マクロ IS USM」の画質をベースに、ボケ描写を変化させられる「SAコントロールリング」の搭載や、最大1.4倍に高めた撮影倍率、滑らかなフォーカス駆動による動画対応などの特徴を持つマクロレンズ。

鏡筒の側面に、球面収差をコントロールする「SAコントロールリング」(SA=Spherical Aberration:球面収差)を搭載。マイナス側もしくはプラス側に回転することで、前ボケ/後ボケの描写に変化を与えられる。また、近距離でない通常撮影時に、ソフトフォーカスや、オールドレンズのような"バブルボケ"風の硬いボケを得ることもできるという。

SAコントロールリングによるボケ描写の例(キヤノン提供)
−端
中心
+端

最短撮影距離は26cm。最大撮影倍率は1.4倍(ワーキングディスタンス8.6cm)。等倍撮影時はワーキングディスタンス11.2cmとなる。ミラーレスカメラの特性であるショートバックフォーカス構造を活用した新フローティング方式の採用により、最大撮影倍率を高めた。

手ブレ補正の効果は、レンズ単体でシャッタースピード5.0段分。ボディ内手ブレ補正を持つEOS Rシステムカメラと組み合わせた場合には、協調制御により8.0段分になるという。また、シフトブレの補正にも対応したハイブリッドISを搭載している。

AF駆動にはナノUSMを採用。動画撮影時は滑らかに動作し、撮影倍率の揺らぎ(ブリージング)も抑えた設計だという。

レンズ構成は13群17枚。フィルター径は67mm。絞り羽根は9枚(円形絞り)。

最大径×全長は約81.5×148mm。重量は約730g。

レンズフード(ET-73C)を同梱。別売でリング式三脚座E(B)を用意する。

レンズ構成図
別売のリング式三脚座を取り付けたところ

18時35分追記:SAコントロールリングの効果作例、レンズ構成図、三脚座の装着画像を追加しました。

本誌:鈴木誠