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ソニー、12本目のG Masterレンズ「FE 35mm F1.4 GM」。税別19.8万円
実機写真あり
2021年1月14日 13:04
ソニーは、Eマウント交換レンズ「FE 35mm F1.4 GM」(SEL35F14GM)を2月12日に発売する。希望小売価格は税別19万8,530円。
G Masterシリーズの12本目となる製品。中でも同レンズは、小型と高画質の両立で支持を得たという「FE 24mm F1.4 GM」と同じコンセプトを受け継いでいるという。
レンズ構成は10群14枚。2枚のXA(extreme aspherical)レンズにより、画面全域で高い解像性能を実現。EDガラスを用いるなどの工夫で色収差やパープルフリンジを抑えたという。ボケ描写に関しては、輪線ボケの低減と11枚羽根の円形絞りを採用した点が特徴。
AF駆動は、XDリニアモーター2基を使用。フォーカシングによる全長変化のないインナーフォーカス式。MF時のフォーカシング操作は「リニア・レスポンスMF」を謳う。
逆光や内面反射の対策として「ナノARコーティングII」を採用。レンズ最前面はメンテナンス性に配慮したフッ素コーティングを施している。
鏡筒は防塵防滴に配慮した設計だという。絞りリングのクリックは、鏡筒側面のスイッチでオンオフ可能。任意の機能をカメラ側から設定できるフォーカスホールドボタンと、AF/MFをレンズ側で切り替えられるフォーカスモードスイッチも装備。
最短撮影距離は0.27m。最大撮影倍率は0.23倍。APS-C機に装着した場合の画角は、35mm判換算52.5mm相当。
最大径×長さは76×96mm。重量は約524g。フィルター径は67mm。
レンズフード(ALC-SH164)が付属する。
ソニー製Eマウントレンズにおいて、35mm F1.4のスペックは「Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA」(2015年発売。最大径×78.5×112.0mm・約630g)に続く2本目。鏡筒のサイズと重量は、FE 24mm F1.4 GMとDistagon T* FE 35mm F1.4 ZAの中間。