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ソニー、G Masterシリーズの大口径標準レンズ「FE 50mm F1.2 GM」。税込28万円

ソニーは、Eマウントレンズ「FE 50mm F1.2 GM」(SEL50F12GM)を4月23日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税込27万9,400円。

取り回しやすい小型軽量設計に、高解像とボケ味、操作性と信頼性などを凝縮し、静止画・動画を問わず幅広い被写体を撮影できるという大口径標準レンズ。画面全域で高い解像性能を発揮し、高い面精度のXA(超高度非球面)レンズで輪線ボケを抑えた点を特徴としている。

レンズ構成は10群14枚(XAレンズ3枚を含む)。フローティングフォーカス機構は、XDリニアモーターにより2つのフォーカス群を同期駆動させている。絞り羽根は11枚(円形絞り)。最短撮影距離は0.4m。

ナノARコーティングIIの採用で、内面反射によるフレアやゴーストの発生を抑制。レンズ最前面にはメンテナンス性に配慮したフッ素コーティングを施している。

鏡筒には、絞りリング、フォーカスリング、フォーカスホールドボタン(機能カスタムが可能)、フォーカスモードスイッチ、絞りリングクリック切り替えスイッチが備わる。

最大径×全長は約87×108mm。重量は約778g。フィルター径は72mm。レンズフード「ALC-SH163」が付属する。

既存レンズの「Planar T* FE 50mm F1.4 ZA」(2016年発売。実売税込19万円)と比べると、本レンズの開放F値は半段明るいが、レンズの長さと重量(108mm・約778g)は同じになっている。フィルター径も72mmで同じ。

α:FE 50mm F1.2 GM 機能説明ビデオ【ソニー公式】
本誌:鈴木誠