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PENTAXの"シェアできる双眼鏡"が一般発売

5色カラバリの小型モデル、最短約50cmのPapilio IIも

PENTAX VD 4×20 WP

リコーイメージングは、PENTAXブランドの双眼鏡3シリーズ6モデルを9月4日に発売する。そのうちVシリーズ(VDおよびVM)は、いずれも2月にクラウドファンディングのMakuakeで即日完売した製品。このほど一般発売が決まった。

分離・合体する双眼鏡「PENTAX VD 4×20 WP」

4倍双眼鏡として使えるほか、左右の鏡筒を分離して2本の単眼鏡として2人で"シェア"したり、鏡筒を直列に接続して16倍の望遠鏡として使えるのが特徴。希望小売価格は税別3万7,000円。

分離したところ。
直列接続で望遠鏡にしたところ。

双眼鏡時はネックストラップ、単眼鏡時は2本のハンドストラップになる専用ストラップが付属する。別売アクセサリー「三脚アダプターTP-3」を介して三脚に取り付け可能。

最短合焦距離は双眼鏡時約1.5m、単眼鏡時約0.5m。

片手操作と拡張性が特徴の単眼鏡「PENTAX VM 6×21 WP」

PENTAX VM 6×21 WP

左右どちらの手でも握りやすい形状とし、片手ピント合わせできるシーソー式の焦点調整機構を採用した単眼鏡。山歩きの途中や片手に荷物を持った状態でも安心して使用できるとしている。希望小売価格は税別1万8,500円。

別売の専用アクセサリーであるスマートフォンアダプター「V-SA1」(税別5,600円)を介してスマートフォンを装着すると映像を撮影可能。LEDライト付きのマクロスタンド「V-MS1」(税別6,800円)を組み合わせると、クローズアップレンズにより約18倍の顕微鏡としても使えるという。また、これら2つを組み合わせて超接写画像の撮影も可能としている。

スマートフォンアダプター「V-SA1」
マクロスタンド「V-MS1」

本体に三脚座を装備。最短合焦距離はNormal時約1.5m、Near時約0.7m。

なお、V-SA1とV-MS1を同梱する「PENTAX VM 6×21 WP コンプリートキット」も税別2万8,500円で用意する。

PENTAX VM 6×21 WP コンプリートキット

カラバリ豊富なベーシックモデル「PENTAX UD」2モデル

PENTAX UD 9×21(グレーオレンジ)

コンパクトな本体に、一般的な小型双眼鏡よりひとまわり高い倍率を備えたモデル。希望小売価格は、9倍の「UD 9×21」、10倍の「UD 10×21」のどちらも税別9,000円。

カラバリの豊富さも特徴。10倍モデルはブラック1色だが、9倍モデルはグレーオレンジ、ネイビー、グリーン、ピンクも加えた5色展開になっている。上のVシリーズと同様、デジタル一眼レフカメラ「PENTAX KP J Limited」などでお馴染みの社内デザイナー、TKO氏がデザインを手掛けている。

PENTAX UD 9×21(ネイビー)
PENTAX UD 9×21(グリーン)
PENTAX UD 9×21(ピンク)
PENTAX UD 9×21(ブラック)

最短合焦距離は約3m。重量は、現行のPENTAX双眼鏡では最軽量という約195g。

別売アクセサリー「三脚アダプターTP-3」を介して三脚に取り付けられる。

PENTAX UD 10×21(ブラック)

最短約50cmの「PENTAX Papilio II」2モデル

Papilio II 6.5×21 WF-L
Papilio II 8.5×21 WF-L

2015年に発売し、現在は販売終了となっている「Papilio II WF」をベースに、海洋をイメージしたブルー(6.5倍)、森林をイメージしたグリーン(8.5倍)のオリジナルカラーなどを採用した、WWF(世界自然保護基金)ジャパン支援モデルの双眼鏡第2弾。売り上げの5%がWWFジャパンの活動資金となる。

ラインナップと希望小売価格は、「Papilio II 6.5×21 WF-L」(ブルー)が税別1万7,000円、「Papilio II 8.5×21 WF-L」(グリーン)が税別1万9,500円。

共通の特徴として、最短約50cmの観察が可能な点がある。近くを見る際に起こる左右の視野のズレを、ピント位置に連動して対物レンズをスライドさせて補正する同社独自の「輻輳補正機能」を採用。近距離の対象物でも目が疲れにくく、美術館や博物館などでの観察も楽に行えるという。

別売アクセサリー「三脚アダプターU」を介して三脚に取り付け可能。

本誌:鈴木誠