ニュース

SILKYPIXがニコンD6、FUJIFILM X-T4などに対応

Developer Studio Pro10/Pro9/9が対象 α7R IVのピクセルシフトマルチRAWをサポート

株式会社市川ソフトラボラトリーは6月5日、SILKYPIX Developer Studioシリーズのバージョンを更新し、同日付で公開した。対象となっているアプリは、Pro10、Pro9、9。

更新内容は、6月5日に発売となったニコンD6に対応機種を拡大。このほか、FUJIFILM X-T4、パナソニックDC-GX880(国内モデル名はLUMIX DC-GF10)、ライカSL2への対応も含まれている。このほか、ソニーα7R IVのピクセルシフトマルチで撮影したRAW(ARQ形式)への対応や、ツール類の修正が行われている。

更新内容は以下のとおり。

SILKYPIX Developer Studio Pro10

更新バージョン

Ver.10.0.4.0

更新内容[Windows、macOS]※内容は引用

・Fujifilm X-T4への対応※1
・Leica SL2への対応
・Nikon D6への対応
・Panasonic DC-GX880への対応※2
・Sony α7R IVの「ピクセルシフトマルチ撮影」で撮影されたRAWを合成したARQ形式のRAWに対応しました。※3
・スポッティングツールの調整結果がサムネイル表示に反映されないことがある問題を修正しました。
・Pro9/9以前でスポッティングツールの調整をおこなった現像パラメータを読み込んだ際、バッチ現像結果に調整結果が反映されない問題を修正しました。
・自動露出補正が適用されたコマ上でネガフィルム反転ツールを使用した際、すべての選択コマに同じ自動露出補正値が適用されてしまう問題を修正しました。この修正により、ネガフィルム反転ツールを適用するコマに自動露出補正が適用されている場合、露出補正値を保ったまま自動露出補正ボタンを解除するように変更しました。
・「セレクト」セクション上の画像表示と操作に関するいくつかの細かな不具合を修正しました。
・ネガフィルム反転ツールを使用した際、編集履歴に「ネガフィルム反転ツール」と表示するように変更しました。
・その他いくつかの細かな問題を修正しました。

※1 「フィルム シミュレーション」に対応しており、設定可能なフィルムシミュレーションが選択できます。
※2 「フォトスタイル/カメラ色」に対応しており、設定可能なフォトスタイルが選択できます。
※3 デモザイク精鋭度の設定ができないなど一部機能が制限されます。

更新内容[Windowsのみ]※内容は引用

・起動時に画像が開かれていない状態で、「セレクト」セクション上のフォルダツリーの「デスクトップ」をクリックすると強制終了する問題を修正しました。

SILKYPIX Developer Studio Pro9 / 9

更新バージョン

Pro9:Ver.9.0.19.0
9:Ver.9.1.19.0

更新内容[Windows、macOS]※内容は引用

・Fujifilm X-T4への対応※1
・Leica SL2への対応
・Nikon D6への対応
・Panasonic DC-GX880への対応※2
・Sony α7R IVの「ピクセルシフトマルチ撮影」で撮影されたRAWを合成したARQ形式のRAWに対応しました。※3
・その他いくつかの細かな問題を修正しました。

※1 「フィルム シミュレーション」に対応しており、設定可能なフィルムシミュレーションが選択できます。
※2 「フォトスタイル/カメラ色」に対応しており、設定可能なフォトスタイルが選択できます。
※3 デモザイク精鋭度の設定ができないなど一部機能が制限されます。

本誌:宮澤孝周